開幕まで2年を切った東京五輪・パラリンピックへ向け機運を高めようと、富士通は7日、大会ボランティアとして参加予定の社員324人を集めてキックオフイベントを開いた。 大会ボランティア約8万人の募集は今月中旬始まる。同社は大会に協賛するゴールドパートナーでもあり、語学力などなどを生かしたボランティア活動を社員に呼びかけ、手を挙げた約2千人から選抜した。 この日は、田中達也社長が「ICT分野の貢献だけでなく、熱い志を持った社員を大舞台へ送り出し、大会の成功に貢献したい」と参加予定者を激励し、担当幹部が企業ボランティア認定証を授与。今後、リーダー役を担うための同社独自の研修や、他イベントでの実地訓練などを行う。