コアなサッカーファンには極めて不評で、しかも事前のマスコミからのアナウンスはほとんど無く、おそらく出場チームの条件やホーム・アンド・アウェーのルールなどが一般ファンには全く理解できていないであろう中で行われたJリーグ・チャンピオンシップ。 しかし蓋を開けてみれば、広島地方で試合後半に35.1%という視聴率を叩き出し、関東でも10.4%と日本シリーズの視聴率に負けない数字を出し、Jリーグ全体でも平均観客数が約3000人増えたことで、一気に賛成意見が盛り返す流れになっていますね。 Jリーグ的にはスポンサー料や放映権料が頭打ちなのに、Jリーグに加盟するクラブ数は増える一方でどんどん分配金が減っていく中、タイトルスポンサーを獲得し、現状はほぼスカパーしか無いテレビ放送で地上波放送が見込めるチャンピオンシップの導入は短期的には不可避だったわけで、今はその是非を問う事自体はナンセンスだと思っています。