やっぱり最終予選は選手も監督も狂わせるのか。 試合前の展望で、大島の使い方が試合のポイントになると書いたのだが、ハリルホジッチは彼を先発で起用して来た。おそらく狙いとしては、柏木の代わりにパスを出せる選手という事で起用したのだろうが、そのギャンブルは完全に裏目へと出てしまった。 PKを与えたファールの場面や、守備で寄せきれない弱さ、パスの弱さなど明らかに試合に入りきれていなかった。そしてもっと痛かったのは、大島はサイドに散らすよりも真ん中を使おうとするので、もとから中にどんどん入りたがる本田や香川と一緒に、相手を揺さぶるよりも中で細かく崩そうとする「自分たちのサッカー」に拍車がかかってしまった事だ。柏木は意図的に左右へ散らせていたので自分たち度は薄まったのだが、彼が抜けた穴は想像以上に大きかった。 ハリルホジッチにしてみたら、そんなサッカーなんかやるつもりは毛頭なくて、戦術できちんとサイド
コアなサッカーファンには極めて不評で、しかも事前のマスコミからのアナウンスはほとんど無く、おそらく出場チームの条件やホーム・アンド・アウェーのルールなどが一般ファンには全く理解できていないであろう中で行われたJリーグ・チャンピオンシップ。 しかし蓋を開けてみれば、広島地方で試合後半に35.1%という視聴率を叩き出し、関東でも10.4%と日本シリーズの視聴率に負けない数字を出し、Jリーグ全体でも平均観客数が約3000人増えたことで、一気に賛成意見が盛り返す流れになっていますね。 Jリーグ的にはスポンサー料や放映権料が頭打ちなのに、Jリーグに加盟するクラブ数は増える一方でどんどん分配金が減っていく中、タイトルスポンサーを獲得し、現状はほぼスカパーしか無いテレビ放送で地上波放送が見込めるチャンピオンシップの導入は短期的には不可避だったわけで、今はその是非を問う事自体はナンセンスだと思っています。
「最後まで宇佐美に殉じてしまったガンバのチャンピオンシップ」Jリーグ・チャンピオンシップ第2レグ サンフレッチェ広島-ガンバ大阪 ガンバのホームで行われた第1戦を3-2と広島がリードして迎えた、エディオンスタジアム広島での第2戦。スタメンは、ガンバが第1戦の退場で出場停止になったオ・ジェソクに代わって米倉が入っただけで同じメンバーでの対戦になった。 2点差をつけられなければ良い広島はあまり高い位置からプレスを仕掛けてこず、自陣の低めの位置に5バックのディフェンスを敷いて専守防衛の形を取る。 ガンバの狙いは、第1戦に引き続いて青山とミキッチで、青山に対しては長沢が常にケアをしてパス出しを許さず、ミキッチには対面する右SHの大森がマークを引き付け、その裏を藤春がオーバーラップして攻撃の基点を作り、そこからさらに逆サイドが攻め上がってシュートを狙う意識が徹底されていた。 そのままガンバがペースを
ブラジルW杯アジア最終予選で1-2の敗戦を喫したヨルダンとのグループリーグ最終戦、しかも日本が負けると逆転でグループリーグ敗退の可能性があった難しい試合ではあったが、日本は後半の序盤に押されながらも終始試合をコントロールし、2-0でヨルダンに勝利してグループリーグの首位突破を確定した。 日本の先発は、最もスケジュール的に厳しいグループなのでターンオーバーをして来るかと思ったのだが、2位通過になった場合にベスト8で対戦する相手が優勝候補の1つであるイランになってしまったのと、おそらくアギーレ監督的にはサブの経験よりも現在のチーム力の完成度を高める方針を重視したと見え、前2戦と同じメンバーで臨むことになった。 ヨルダンのフォーメーションは4-3-3で、日本がボールを持っている時にはその形のままフラットな3ラインを組んでゾーンを作りつつ、4バックで日本の3トップをマークしながら中盤の3人のサイド
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く