新アルバム『キラーチューンしかねえよ』が発売中のゴールデンボンバー・鬼龍院翔さんへのインタビュー。そもそもヒットとは何か、ストリーミング時代をどう捉えるか、新アルバムのコンセプトをどう立てたのか、鬼龍院さんならこの時代に新人アーティストをどう売り出すのか……『ヒットの崩壊』著者・柴那典さんがさまざまな話を訊いた。 <前編>「CDが売れない時代」に、金爆・鬼龍院翔が問いかけること http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54251 (取材/文・柴那典、写真・三浦咲恵) ストリーミング時代をどう見るか ――2017年からゴールデンボンバーはSpotifyなどのストリーミングにも音源を提供しますよね。これはどういう考えでしょうか。 鬼龍院 前までは「せっかくの曲をほぼ無料で垂れ流すなんてとんでもない」って思ってたんですけど、音楽の聴き方が変わったんですよね。 今は
何度も繰り返される差別問題。どのように向き合い、状況を変えればよいのか? アフリカ人歌手と結婚し、黒人の側に立ち、差別も経験した、文化人類学者の鈴木裕之氏が「差別とは何か」を考察する。 「差別は悪い」は本当か 「差別」問題が世間を騒がせている。 トランプ発言、H&Mパーカー問題、ダウンタウン浜田のエディー・マーフィー・メイク問題、FIFAワールドカップのヘイトスピーチ問題……古くて新しい問題。人間社会の鬼門である。 差別は悪い――。本当だろうか。 新約聖書にある有名なエピソード。 人々が姦淫の罪を犯したひとりの女を捕らえ、律法に定められているとおり石で打ち殺すべきかと問いかけたとき、イエス・キリストが言った。 「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい」(新共同訳) 結果はあきらかである。イエスと女本人を残し、すべての者が立ち去っていった。 罪の告発と、自分の
以前、Twitterで、日付カスタムフィールドに関するRedmineのアンチパターンが議論されていた。 その議論を読みながら、Redmineのアンチパターンには、プロジェクト管理の要件のブレかフィットギャップ分析の甘さの2種類に区別されるのではないか、と考えた。 ラフなメモ書き。 【問題の発端】 nekosanzさんのツイート: "難問。1つのプロジェクトではなく、1つのチケットにマイルストーンがほしい。こんなこと言われたの初めてだ" 門屋 浩文さんのツイート: "チケット割るか説明に書く!… " nekosanzさんのツイート: "結論が日付カスタムフィールドを10個ぐらい追加してほしいという炎上物件… " 【問題の真因を突いている議論】 neta@筋肉 筋肉???さんのツイート: "Redmine の日付カスタムフィールドはあかん。ウチも『期日』という名称が気に入らなかったらしく、『希
地元のスナックで前の会社で同僚だった男と再会した。彼は、ちっぽけな自尊心ゆえだろうか、派遣なのか期間工なのか、詳しいことを語ろうとしないので詳しくは知らないが、退職後は、いわゆる非正規雇用といわれる立場で働いていた。所属部署が違ったので彼の働きぶりや能力は知らない。僕が彼について知っているのは「真面目で言われたことだけはしっかりやるが愚痴っぽくて陰気」というビミョーな非公式評価くらいだ。 その彼が、この春から正社員になるという。前の会社を辞めて、6年に及ぶ時給生活を経て、ようやく訪れた50才の春。「よかったですねー」といいながら、僕は彼を正社員として採用する会社があることに感動していた。実感が伴わず、ともすると幽霊みたいに思えたアベノミクスの効果を、はじめて目の当たりにした気分だった。僕も昨夏まで8か月続いた無職期間で、再就職のつらさをこれでもかと世間から思い知らされた身分だ。40超の平凡
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