進水式が行われた海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」(手前)(6日午後3時55分、横浜市磯子区で、読売ヘリから)=高橋美帆撮影 海上自衛隊としては最大の新型護衛艦の命名・進水式が6日、横浜市磯子区の「ジャパン マリンユナイテッド磯子工場」で行われた。 同時に5機のヘリコプターが離着陸できる広い甲板を持つ「ヘリ空母型」の護衛艦で、「いずも」と名付けられた。 海自によると、「いずも」は全長約250メートル、最大幅約38メートル、排水量約1万9500トン。手術室や35人分の病床を備え、乗員(約470人)とは別に、最大450人の宿泊が可能な居住スペースも作った。有事の際には、対潜ヘリを運用し、潜水艦などの攻撃から艦船を護衛するほか、大規模災害や国際緊急援助活動では、「海上基地」として被災者の救助や物資の輸送も行う。 海自が、艦首から艦尾までが平らにつながった「全通甲板」を持つ護衛艦を保有するのは、「ひ