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ブックマーク / sunagi.hatenadiary.jp (4)

  • ブラッドハーレーの馬車/沙村広明 - やや最果てのブログ

    ブラッドハーレーの馬車 (Fx COMICS)posted with amazlet at 09.09.24沙村 広明 太田出版 Amazon.co.jp で詳細を見る 感服した。 天を仰いだ。 残酷美という言葉がこれほど相応しい漫画もない。 そりゃあ、グロが嫌いな人に薦めようとは全く思わないけれど、はっきり言って、2007年に出た漫画の中でベスト1です。逆に言えば、エログロ描写に耐性のある人には是非とも読んでいただきたい漫画。 希望と絶望は絶対に共生することのない感情である。 だから、そのどちらかを深く立ち描こうとすれば、反対側を徹底的に描写するしかない。 また、その弓の弦が如き振幅に、人間の感情は強く揺り動かされるのだ。 だからこそ我々は、第六話ラスト、マフラーを固く引き締める少女の須臾の幸福感に涙腺を緩まさせられ(ここで、極寒の中に見出す少女の「暖かみ」の描写も小憎らしいほど巧い。こ

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    makaronisan
    makaronisan 2008/01/12
    「アンパンハーレーのばしゃ」超読みたい。
  • 風の十二方位/海野螢 - やや最果てのブログ

    風の十二方位 (Fox comics) 作者: 海野螢出版社/メーカー: 文苑堂発売日: 2004/06メディア: コミック購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (6件) を見る最近、「おれはエロマンガのことを知らなすぎる」とか思い知らされる機会が多々あり、 サブカル指向者としてはこれは致命的なのではないか云々思ったのでこれから勉強していきます。 Lianさんやたまごまごさんの記事で気になってた海野螢さんの初単行。 タイトルがアーシュラ・K・ル・グィンの同名SF小説から取られているように、かなりSFマインドを持っている人っぽいです。後書きもSFへの愛情が感じられます。 簡単な概要を言うと、「優しい吸血鬼」との恋愛もので、「月姫」を始めとする「好きだから、吸わない」みたいな。こういう展開は王道ですが燃え&萌えでいいなあ、と思ってしまうものです。 この作家さん、コマ割がやはり

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  • 『ヤンデレ大全』雑考/グロが書きたきゃヤンデレ書こう! - やや最果てのブログ

    ヤンデレ大全 (INFOREST MOOK Animeted Angels MANIA) 出版社/メーカー: インフォレスト発売日: 2007/08/29メディア: 大型購入: 1人 クリック: 695回この商品を含むブログ (104件) を見るこれはすごくいいだと僕は思います。 ムックなので買わないとすぐに書店から消えると思われ。いそげ。 ヤンデレの土壌が、18禁ゲームを堆土とするものである性質上、それらのゲームに耐性のない方にお勧めはしませんが、大判フルカラーのはそれだけで眺めてて楽しいです。 勿論「なんであのキャラが載っていない」などの文句もあるとは思われますが、個人的には(ハラキリ冬子)が紹介されていたので満足です(そういう問題か 中でも、論評のページ、「たまごまごごはん」のブロガー、たまごまごさんの考察が白眉。 なぜヤンデレに惹かれるのか、という説明で、 ヤンデレキャラは

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    makaronisan
    makaronisan 2007/09/03
    ジャンルがあることで、逆に自由が利く、ってのはすごい納得。ミステリーとかと同じかな。
  • ヤンデレ好きのための坂口安吾入門 - やや最果てのブログ

    唐突ですが、今年はヤンデレの年だそうです。 sixtysevenの日記 - やはり今年はヤンデレか たまごまごごはん - 「ヤンデレ」を楽しむためのいろいろな視点。 成程、今年流行っている作品を見ても、ヤンデレヒロインは枚挙に暇がありません。 漫画「未来日記」ではヒロインにストーキング殺戮少女が置かれ、ひぐらしのなく頃には鉈を持った少女が「偽なり!」(意訳)とのたまい、アニメ的エロゲをアニメ化した某スクイズにおいては鮮血の結末(のこぎりプシュー、或いは屋上からうふふぐしゃ)を誰しもが期待してたりしています。 ヤンデレヒロインの跋扈。これは神話に起源を見る事が出来るように、最近に始まった事ではありません。 実は、日文学にもそんなヤンデレが好きな方に是非読んで欲しい、私の好きな作家がいます。 坂口安吾という作家です。 彼は無頼派の作家の一人として、エッセイ『堕落論』小説『白痴』などの作品が有

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