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2012年2月17日のブックマーク (4件)

  • KDDIの高速ストリーム暗号「KCipher-2」がISO国際標準規格に

    KDDIとKDDI研究所は2月14日、KDDI研究所が開発した高速ストリーム暗号アルゴリズム「KCipher-2 (ケーサイファー・ツー)」が、ストリーム暗号の標準規格ISO(国際標準化機構) 18033-4の最終承認を経て、国際標準規格として採用されたことを発表した。KCipher-2は、KDDI研究所と九州大学が共同で設計し、KDDI研究所が商用化したもの。 ストリーム暗号とは入力データをビット単位ごとに暗号化・復号化する方式。暗号化と複合化の処理が同一となるため、実装コストが小さいといった特徴があり、携帯電話のGSM通信の暗号化やSSL暗号通信に採用されるなど、実用的なアルゴリズムとして古くから利用されている。 KCipher-2では、携帯電話など小型で処理能力に限りのある機器や、大容量データの高速処理向けに開発されており、共通鍵暗号方式が用いられている。同社によると、同じ共通鍵暗号

    KDDIの高速ストリーム暗号「KCipher-2」がISO国際標準規格に
  • Unicode 6.1登場、絵文字の異体字追加

    Unicode is a computing industry standard allowing computers to consistently represent and manipulate text expressed in most of the world's writing systems. Unicodeの最新版となる「Unicode 6.1.0」が公開された。「Unicode 6.1.0」はマイナーバージョンアップに相当するが、今後もっとも採用が推奨されるバージョンとなる。中国、アジア諸国、アフリカ諸国、アラビア系文字などから合計732の文字が新しく追加されているほか、Unicode関連の実装を改善するための取り組みが含まれている。 日語関連で注目される変更としては、絵文字に新しく200を超える異体字が追加された点や、日語処理の改善を実現することになるプロパティと

  • WebRTC最新ドラフト公開 - Chrome開発版に実装あり

    Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed. W3CからWebRTCの最新版となる「WebRTC 1.0: Real-time Communication Between Browsers」のワーキングドラフトが公開された。WebRTCはブラウザ間におけるストリーミングメディアの双方向通信を可能にするための仕様。HTML5におけるvideoやaudioの機能を拡充することになる。JavaScriptから操作し、ストリーミングメディアのやり取りが可能となる。 ブラウザ間でのリアルタイム通信を想定した仕様だが、仕様を満たしていれば、通信相手はPCのブラウザに限定されない。カメラやマイク、テレビなどアプライアンスにおける展開も想定されており、将来的にはさまざまなデバイスにおいてWebRTCに準拠したやりとり

    WebRTC最新ドラフト公開 - Chrome開発版に実装あり
  • 東工大など、1Gbpsで4km伝送可能なミリ波帯無線システムを開発

    東京工業大学(東工大)大学院理工学研究科の安藤真教授と松澤昭教授は日無線、NEC、アムシスなどと共同で、光ファイバネットワークと無線ネットワークのシームレスな接続を可能とする1Gbpsの「38GHzミリ波帯固定無線アクセス(FWA)システム」を開発したことを発表した。 スマートフォンなどの無線携帯機器などの増加によりネットワークの大容量化が求められているが、これは、光ファイバ網だけでなく、設備の敷設が容易で災害時に復旧の早い無線ネットワークについても同様である。一方、携帯電話をはじめとする移動体通信や無線LANなどの公衆サービスが普及したため10GHz以下の無線周波数が逼迫しており、既存の周波数帯を使用する限り、これ以上の広帯域化、大容量化は困難な状況にあることも事実だ。 そこで、今回研究グループでは、より広い帯域が確保できるミリ波帯に注目、ミリ波帯で使えるさまざまな機器やデバイスの開発

    東工大など、1Gbpsで4km伝送可能なミリ波帯無線システムを開発