情報通信研究機構(NICT)は5月24日、地上波テレビジョン放送周波数帯(470~710MHz)において、無線機がインターネット上に設置された専用データベースに「ホワイトスペース」について問い合わせ、その結果に基づいて運用周波数を設定し、通信を開始することが可能な無線通信ネットワークの実証実験に成功したと発表した。 ブロードバンド通信に対する需要の拡大に伴う周波数のひっ迫に対応するため、既存無線局に影響を与えないホワイトスペースを無線機が探し出し、既存無線局と周波数の共用(周波数の二次利用)を行う「ホワイトスペース無線通信ネットワーク」が世界的に注目されている。 ホワイトスペースとは、本来は放送用など、ある目的に割り当てられているが、地理的条件や時間的条件によって、ほかの目的にも利用可能な周波数帯のことをいう。 ホワイトスペースは、その周波数の利用がない場合や本来のシステムに与える影響が十
LLVM is a robust system, particularly well suited for developing new mid-level language-independent analyses and optimizations. LLVMプロジェクトは22日(米国時間)、LLVMの最新版となる「LLVM 3.1」を公開した。LLVMは、OSSとして開発されているコンパイラインフラストラクチャ。C/C++/Objective-Cコンパイラである「Clang」をはじめさまざまなコンパイラやツールチェーン、ライブラリ、サブプロジェクトなどを抱えるプラットフォームで、AppleやAMD、NVIDIA、Adobeなど大手ソフトウェアベンダで活用されている。 LLVM 3.1は、3.0から約半年の開発期間を経て公開された最新版。C/C++向けの高速なメモリエラー検出「Addr
Linus Torvalds氏は5月20日(米国時間)、Linuxカーネルの最新版となる「Linux 3.4」を公開した。Linux 3.4は3月18日に公開されたLinux 3.3以来、約2ヵ月ぶりのアップデート。グラフィックドライバ周りのサポート強化や新しいx32 ABI(Application Binary Interface)の導入、Btrfsのパフォーマンス向上などが行われている。 グラフィックドライバには新たにNVIDIAのGeForce 600(コード名:Kepler)シリーズのサポート(3Dは未対応)、AMDのRadeon 7xxxシリーズおよび第2世代のAPU(コード名:Trinity)シリーズのサポートなどが加わっている。また、Intelがスマートフォンやタブレット向けに開発しているAtomプロセッサ(コード名:Medfield)のグラフィックドライバを実験的にサポート
佐賀県武雄市が公立図書館の運営をカルチュア・コンビニエンス・クラブに委託しようとしている動きについて、日本図書館協会が見解を発表した。 5月上旬、佐賀県武雄(たけお)市が公立図書館の運営をTSUTAYAなどを手掛けるカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に委託、来年4月にオープンさせると発表したことは記憶に新しい。 雑誌や文具の販売コーナーを設け、従来の図書利用カードの代わりにTカードで貸し出しを受けられ、さらにTポイントも貯まるなど、「重要な手段として展開する付属事業」によって市民価値の高い施設を作っていこうとする志の高い取り組みといえるこの動き。しかしその一方で、貸し出し履歴など図書館利用の情報が本来の目的以外に利用されることにつながらないかといった個人情報保護の観点からの懸念など、公共サービスである公立図書館のあり方として問題はないのかといった指摘も少なくない。 現在武雄市では
【大予想】来年2017年の外国人観光客数は2,880万人? 日本政府観光局(JNTO)によれば、2016年の訪日外国人観光客数は、2016年10月の時点で2,000万人を突破しました。外国人観光客数は2013年まで1,000万人にも満たない数でしたが、2013年に初めて1,000万人を突破し、わずか3年で倍増するまでに至りました。続きを読む 小学校教員の英語力の実態、想像以上に英語ができない? 今は小学生でも英語教育が行われています。2008年度から開始され、2011年度には小学5年生以上は英語が必修に、2020年度からは教科としての英語の授業が開始と、段階的に小学校の英語授業導入が推進されています。入試科目に英語を取り入れている私立中学校も出てきました。続きを読む
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く