心臓を専門とする医学研究者は、米国半導体工業会(SIA)のイベントで、心電図をリアルタイムでスマートフォンに表示できる機能などを見せ、半導体技術がもたらす医療の進歩の可能性について話した。医療/ヘルスケア分野が、半導体技術に寄せる期待は大きい。 「デジタルヘルスケアは病院を変える」――。第一線の心臓専門医であり医学研究者であるEric Topol氏は、米国半導体工業会(SIA:Semiconductor Industry Association)が2013年11月7日に米国カリフォルニア州サンノゼで開催した「Annual Award Dinner」で、こう語った。Annual Award Dinnerでは、半導体業界で現在開発中の革新的技術について、その展望が語られたが、同氏の講演はその中で最も明るいものだった。 「The Creative Destruction of Medicine(
シスコシステムズは、医療向けのネットワークシステムを実現するソフトウェア「Cisco HealthPresence」の新版を発表した。遠隔医療や地方医療に必要なシステムを、より容易に実現できるという。 シスコシステムズ(以下、シスコ)2014年1月16日、遠隔医療や地方医療向けのソフトウェアプラットフォーム「Cisco HealthPresence」の新版となる「Cisco HealthPresence 2.5」を発表した。クラウド上に実装することで、高解像度のビデオや高音質の音声、医療機器、ネットワーク経由で転送される医療データなどを、1つのプラットフォームで共有できるようになる。2013年12月より発売を開始していて、価格は1万6000米ドルから。 Cisco HealthPresence 2.5を導入したシステムでは、テレビ会議をしながら、遠隔地で計測した患者のバイタルサイン(心拍や
◆8Kスーパーハイビジョン 地上波での長距離伝送実験に成功 (平成26年1月20日) □ NHKは、8Kスーパーハイビジョン(以下、8K)の地上放送の実現に向けて、大容量地上伝送技術の研究開発を進めています。今回、地上波での放送を想定した長距離伝送実験に成功しました。 □ 今回の実験では、熊本県人吉市のNHK人吉テレビ中継局に設置した実験試験局から、圧縮した8K信号をUHF帯1チャンネルで送信し、現在の地上デジタル放送のエリアと同程度となる27km離れた地点でも、8K信号を良好に受信できることを確認しました。 □ ハイビジョンの16倍の情報量を持つ8K信号を伝送するには、画像圧縮技術に加えて、超多値OFDM*1)や偏波MIMO*2)などの伝送容量を拡大する新技術の活用も必要不可欠です。 □ 平成24年5月には、NHK放送技術研究所と約4.2km離れた地点との間で世界初となる地上波での8K伝
FreeBSDリリースエンジニアリングチームは2013年1月20日(協定世界時)、FreeBSDの次期メジャーアップグレードバージョンとなる「FreeBSD 10.0-RELEASE」を公開した。amd64版、i386版、ia64版、powerpc版、powerpc64版、sparc64版のインストーライメージが提供されている。それぞれFTPサーバ経由でダウンロード可能。Amazon EC2でのインスタンスも提供されている。2年間に渡る開発の成果物で、さまざまな新機能が取り込まれている。 「FreeBSD 10.0-RELEASE」における主な注目点は次のとおり。 ハイバーバイザ/仮想化基盤BHyVeの導入 ハイバーバイザ/仮想化基盤Microsoft Hyper-V向け準仮想化ドライバの導入 ZFSへLZ4高性能圧縮アルゴリズム実装を導入 ZFSへSSD向けTRIMサポート機能を追加 A
1996年にDVDプレーヤーが発売された。 DVDの市場デビューからちょうど10年目の2006年。今,まさにDVDは黄金期を迎えている。記録型DVD媒体の世界需要は対前年比で40%以上も増え,約60億枚/年に達する見込みだ。記録型媒体でずっとトップの座を守ってきたCD-Rの需要を,早ければ2007年にも抜く。もちろん映画などのパッケージ媒体でも,既にDVDの販売数はVTRカセットの最盛時をはるかにしのいでいる(図1)。 図1 DVDの勢いはまだ止まらない 販売用(いわゆるセルスルー)とレンタル店用の販売数などを合計した値で映像パッケージ媒体の推移を追った。日本映像ソフト協会の調べによる月別の「ビデオソフト売上速報」の集計値より。 (画像のクリックで拡大) しかしあらためて10数年前の誕生期を思い返すと「よくここまで」と思えるほどDVDは難産であった。 DVDの開発が本格化したのは1990年
意外と知られていない構造化プログラミング、あるいは構造化プログラミングはデータも手続きと一緒に抽象化する、あるいはストロヴストルップのオブジェクト指向プログラミング史観 書いた人: ると 猫型プログラミング言語史観(1) 〜あるいはオブジェクト指向における設計指針のひとつ〜という記事がありました。手続き型からの発展としてのオブジェクト指向という史観を書いた記事です。しかし、そこで次のように述べられている史観は少々単純化しすぎです。 手続き型プログラミングでは手続きを抽象化することで保守性を挙げることに成功したが、データを守ることには失敗してしまった。そこでオブジェクト指向はデータと手続きをひとかたまりにすることでデータを外から守るというコンセプトを打ち出した。 手続き型プログラミングの時代は、少なくとも思想的にはそこまで暗黒的ではありませんでしたし、「データと手続きをひとかたまりにする」の
NHKは1月20日、8Kスーパーハイビジョン(8K)を用いた地上放送の実現に向けた研究開発として、地上波での放送を想定した長距離伝送実験に成功したことを発表した。 今回の実験は、熊本県人吉市のNHK人吉テレビ中継局に設置した実験試験局から、圧縮した8K信号をUHF帯1チャンネルで送信し、現在の地上デジタル放送のエリアと同程度となる27km離れた地点において、8K信号を受信できるかどうかの確認を行うというもの。 8K信号はハイビジョン信号の16倍の情報量を持つため、、地上波で伝送するためには、画像圧縮技術に加えて、超多値OFDM)や偏波MIMOなどの伝送容量を拡大する次世代技術の活用も必要とされており、今回の試験でもこうした技術を活用する形で実験が行われた。 その結果、27km離れた地点でも8K信号を良好に受信することができることが確認されたという。 今回の結果を受けてNHKでは、今後も研究
9月24日 「技術の系統化調査報告書」第33集のHTML 版を公開しました 「技術の体系化に関する調査報告書」第33集の HTML 版をご利用いただけるようになりました。 9月10日 2024(令和6)年度「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」登録のお知らせ 新たな「未来技術遺産」として、日本初の実用放電加工機や、世界初のアモルファス酸化物半導体薄膜トランジスタなど18件を新規に登録いたしました。 9月10日 2024(令和6)年度「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」パネル展開催のお知らせ 日時:2024(令和6)年9月10日(火)~9月30日(日) 場所:国立科学博物館 日本館1階 中央ホール 9月3日 2024(令和6)年度「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」プレスリリースのご案内 日本初の実用放電加工機や、世界初のアモルファス酸化物半導体薄膜トランジスタなど18
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