総務省は8月29日に第四回目となる「4K・8Kロードマップに関するフォローアップ会合」を8月29日に開き、総務省や放送局などで成る官民協議会と共に、ロードマップに関する検討状況報告を行った。 特に注目すべきところは、次世代ハイビジョン放送の普及に向けた新たな工程表が発表された点だ。今回は放送方式ごとに詳細なスケジュール案が記述されている。 4K・8K放送の開始時期を前回から前倒しにして、「スマートテレビと一体となった推進により、日本の強みであるテレビ製造事業の活性化とグローバル市場における競争力の強化を図り、成長戦略につなげていくことを目指す」とした。 ロードマップの最初の目標である「2014年の試験放送開始」により、この6月から衛星放送、ケーブルテレビ、IPTVにおいて4Kの試験放送が開始された。この試験的放送を2016年にBS放送にも広げ、リオの夏季五輪で多くの視聴者が4K映像を体験で