ビッグデータの国際標準化に向けた動きが本格化し始めた。国際標準化機構(ISO)と国際電気標準会議(IEC)の共同検討組織であるJTC1内に今年4月までにビッグデータに関するワーキンググループ(WG)を設置する。標準化が進むことで企業や国を越えたデータの流通や製品の相互接続が進み、ビッグデータ活用が活性化する可能性もある。 WGでは、ビッグデータに関連する用語やリファレンスアーキテクチャー(構成要素)の2項目について約2年間議論して、規格を開発する見通しだ。IoT(Internet of Things)については昨年末にWGを立ち上げた。 JTC1では2013年末にビッグデータについての調査を開始しており、昨年末の総会で「WG9(Big Data)」の設置を決定した。リファレンスアーキテクチャーは、データの収集や蓄積、分析、可視化といった機能やレイヤーを定義し、どういったインターフェースやデ
情報処理学会 情報規格調査会(ITSCJ)は2015年1月22日、国際標準化団体「ISO/IEC JTC 1」にビッグデータとIoTの国際規格を開発する作業グループが設置されたことを受けて、日本としての対応を協議する委員会「ビッグデータ小委員会」「インターネットオブシングス小委員会」を組織したと発表した。併せて、各小委員会への参加メンバーの募集を開始した。 ISO/IEC JTC 1は、2014年11月にアラブ首長国連邦で開催した総会において、ビッグデータおよびIoTの作業グループ「ISO/IEC JTC 1/WG 9(Big Data)」と「ISO/IEC JTC 1/WG 10(Internet of Things)」の設置を決定した。今回、ITSCJが組織した小委員会は、これらの作業グループの国際会議に参加して国際標準化活動を推進するとともに、日本産業界としての意見を発信していく。
IoTの標準無線技術へ向かう「Bluetooth4.2」、IPv6でネット接続可能に:無線通信技術 Bluetooth(1/2 ページ) 短距離無線通信規格であるBluetooth技術が、IoT(モノのインタネット)を実現する技術基盤として進化を遂げる。新たに策定されたコア仕様「Bluetooth4.2」は、プライバシー保護の強化や転送速度の高速化、IPv6への対応などを図った。 2014年12月に「Bluetooth4.2」を発表 短距離無線通信規格であるBluetooth技術が、IoT(モノのインタネット)を実現する技術基盤として進化を遂げる。新たに策定されたコア仕様「Bluetooth4.2」は、プライバシー保護の強化や転送速度の高速化、IPv6への対応などを図った。これらの機能強化によって、さまざまな機器においてBluetooth技術搭載の期待が高まる。 Bluetooth SIG
1月25日(米国時間)、LZHAMの初のメジャーバージョンリリースとなる「LZHAM v1.0」が「Rich Geldreich's Tech Blog」において公開された。LZHAMはC/C++で開発されたロスレスデータ圧縮コーデック。データ圧縮率はLZMAとほぼ同等だが、デコード速度がLZMAの1.5倍から8倍ほど高速という特徴がある。Windows x86/x64、Mac OS X、iOS、Linux x86/x64がサポートされている。 「LZHAM」はLZベースの無損失圧縮コーデックの一種で、zlibとAPI上の互換性を保ちつつ、高い圧縮率においても高速なデコード処理を実現することを目的に開発されている。LZHAMそのものはすでに3年間ほど開発が継続しており、その間アルファ版のLZHAMを搭載したプロダクトなども出荷されている。デコードの速度はzlibほど高速ではないものの、LZ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く