ビッグデータにIoT――これからの時代に必要な「暗号プロトコル」「プライバシー」研究最前線:NICTオープンハウス2015リポート セキュリティ編(1/3 ページ) 2015年10月22日から23日にかけて、国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)が研究成果を一般に発表する「NICTオープンハウス 2015」が開催された。本稿では特にセキュリティ関連の技術に注目したリポートをお送りしよう。
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パナソニック株式会社は、あらゆるものがインターネットに接続され、また機器同士がデータ通信を行うIoT/M2M時代が進む中、市場で課題となっている「ハッキング」や「なりすまし」などの「サイバー攻撃※1」から低リソース環境のIoT/M2Mデバイスを守るため、従来実装が困難とされてきたパソコン並のセキュリティを実現できる暗号・認証モジュールを開発いたしました。 この暗号・認証モジュールは、パナソニック株式会社AVCネットワークス社が開発したものです。同モジュールには決済端末など数多くの製品で実績のある当社独自の暗号実装技術を組み入れており、CPUやROM RAMなどのリソースに使用制約があるIoT/M2Mデバイスでも軽量・高速に動作することを可能とします。例えば、これを使えば、膨大な処理時間を要する証明書の鍵生成であっても、IoT/M2Mデバイス内部で実行できます。 また今回、暗号・認証モジュー
パナソニックは、「ハッキング」や「なりすまし」などの「サイバー攻撃」から低リソース環境のIoT/M2Mデバイスを守るため、従来実装が困難とされてきたパソコン並のセキュリティを実現できる暗号・認証モジュールを開発したと発表した。 開発した暗号・認証モジュールは、同社のAVCネットワークス社が開発したもので、同モジュールには決済端末などで実績のある同社独自の暗号実装技術を組み入れ、CPUやROM RAMなどのリソースに使用制約があるIoT/M2Mデバイスでも軽量・高速に動作することを可能としたという。 また今回同時に、各種セキュリティ対策のサービス基盤を構築し、2015年10月より順次提供する予定だという。 サービス基盤としては、IoT/M2Mデバイスへのなりすまし行為を防止する「端末証明書発行」、未知なるサイバー攻撃を防止する「サイバー攻撃検知・分析」、そしてログ収集や攻撃対策を行う「リモー
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