Snapdragon Flightは、ハイエンドスマートフォン用プロセッサである「Snapdragon 801」と、同プロセッサを搭載したドローンのコントロールボード(写真2)、ドローンの飛行制御に必要となるソフトウエアなどから成る。Qualcommはドローンメーカーが同製品を採用することで、ドローンの開発期間を短縮したり、製造コストを削減したりできると主張している。 プロセッサのSnapdragon 801は、CPUに加えてGPU(グラフィックス処理ユニット)やDSP(デジタル信号処理)、無線LAN(Wi-Fi)機能やビデオエンコーディング機能などを一つのチップ上に搭載している。Snapdragon Flightはプロセッサの機能が豊富であるため、ドローンのリアルタイム飛行制御や4Kビデオの撮影、Wi-FiやBluetoothを使った無線通信、汎地球航法衛星システム(GNSS)を使った位