CompuLabから、「Atom Z530」(1.6GHz)採用の超小型ベアボーンキット「fit-PC2 Diskless C1600」が登場した。代理店はイーテック。 本製品は、主にUMPCやMID用として開発された「Atom Z」シリーズである「Atom Z530」(1.6GHz)を採用する超小型ベアボーンキット。SCH(System Controller Hub)にはインテル「US15W」を採用し、フルHD1080p/H.264の動画再生も可能となっているのが特徴だ。消費電力はWindowsXPやUbuntu Linuxにて6W、動画再生時でも7W以下と非常に省電力。 また、大きさは101(W)×115(D)×27(H)mmとまさに手のひらに乗る超小型サイズなのも特徴となっている。高い動画再生能力に加え、ファンレス仕様な点やIR受光部、HDMIコネクタを標準で搭載するなどの特徴を踏ま
初のIONネットブックが発売開始、Atom 330搭載 12.1インチ液晶/光学ドライブ内蔵のハイスペックモデル IONプラットホームを採用した初のノートPCが発売された。 発売されたのはドスパラの独自製品「Cresion NA」で、実売価格はWindows XP Home Edition付きで69,979円、OS無しで59,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。そのほかWindows Vistaなども選択可能だ。 ●12.1インチ液晶/光学ドライブ搭載 「Cresion NA」はAtom 330と「ION グラフィックスプロセッサ」を搭載した12.1インチ液晶/光学ドライブ搭載の小型ノートPC。 Atom搭載ノートとしてはハイスペックな仕様で、液晶解像度は1,366×768ドット、HDMI出力や1000Base-T LAN、IEEE 802.11b/g/n対応の無
ほぼ手のひらサイズ、しかもファンレスながらもHDMI、Gigabit Ethernetを搭載するなど機能が充実した超小型PC自作キット「fit-PC2」がCompuLabから登場した。 CPUはUMPC向けのAtom Z530(シングルコア/クロック1.6GHz)で、チップセットはUS15W。自作向けとしてはこれらも初登場だ。 販売されているのは日本語マニュアルなどが付属するイーテックによるパッケージ品で、実売価格は42,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 ●2.5インチHDD/SSDを搭載可、 ファンレスACアダプタで動作 fit-PC2は、特に低消費電力仕様とされるUMPC向けのAtom Z530とIntel US15Wチップセットを搭載したPC自作キットで、本体サイズが101×115×27mmと非常に小さいのが特徴。 この種の超小型PC自作キットは、これ
NVIDIAのIONプラットフォームを採用したZOTAC製Mini-ITXマザーボードが発売された。発売を確認したのは、シングルコアのAtom 230を搭載した「IONITX-B-E(288-FA-100ZT)」。実売価格は約1.9万円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)だ。 ●Atom+NVIDIA製GPUの新プラットフォーム オンボードGPUでBlu-ray再生も可 IONはCPUにIntelのAtomシリーズを、チップセットにNVIDIAのGeForce 9400M Gを使うNVIDIA提唱のPC用プラットフォーム。Atom標準の945GC/945GSEチップセットよりもチップセット内蔵GPUが強力で、そのうえPureVideo HDやCUDAもサポート。NVIDIA曰く「Intelの10倍のグラフィック性能がある」とされ、過去にAtom 230搭載機でのBlu-rayが
デュアルコアAtom搭載では初のファンレスマザーボード「45CTD」がFOXCONNから発売された。実売価格は7,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 ファンレスのAtomマザーボードはシングルコアのAtom 230では複数発売されているが、Atom 330ではこれが初。マザーボードとしてのスペックは、チップセットが945GC+ICH7、オンボードデバイスがVGA、6chサウンド、LAN、フォームファクタがMini-ITXと標準的で、スロット類もPCI×1とDDR2 DIMM×1のみを搭載している。 チップセット構成が標準的なことから、ケース内の通風には気を使ったほうがよさそうだが、Atomでの静音、あるいはファンレス構成を考える上では気になる製品と言えるだろう。 □45CTD(FOXCONN) http://www.foxconnchannel.com/prod
こうして表にするとわかりやすいが、IONプラットフォームとIntelプラットフォームの性能面に大きな影響を与える違いは、大きく分けて2つある。1つはメインメモリの帯域幅で、もう1つは内蔵GPUの世代の違いだ。 メインメモリの帯域幅だが、IONプラットフォームがメインメモリにDDR3を採用しているのに対して、IntelプラットフォームはDDR2となっていることが大きな違いを生んでいる。前者がシングルチャネルで8.5GB/secの帯域幅を実現するのに対して、後者はで5.3GB/secとなっており、この点が性能に与えるインパクトは小さくないと考えることができる。 メモリ帯域幅が向上するメリットは2つある。1つはCPUがマルチスレッドで命令を実行しようとする場合、CPUからメモリへ大量のアクセスが発生するため、帯域幅が広いほど、CPUの持つ本来の性能を発揮しやすくなる。今回使用する2つのマザーボー
●IntelのCPU戦略を根幹から揺るがす Intelに襲いかかった「キャニバリゼーション (Cannibalization:共食い現象)」は、同社のCPU事業の根幹を揺るがしつつある。低コストかつ低消費電力のAtom系CPUが、PC向けCPUの市場を侵食することで、Intelの利益を減らす可能性があるからだ。最悪の場合、非PCの新市場を切り開くというAtomの目的は達成できずに、単にIntelの市場でPC向けCPUをAtomに置き換えるだけで終わってしまうかもしれない。 現在の状況は、9カ月ほど前の記事「ムーアの法則がIntelに逆襲する~Nettop/Netbookの脅威」の中で予測した“バッドシナリオ”を予感させる進み方をしている。この時の記事では、AtomがIntelにとっての新市場を拡大することができず、既存のPC向けCPUを脅かしてしまうというシナリオを予測した。今、日本など一
■笠原一輝のユビキタス情報局■ NVIDIA、Atom向け“IONプラットフォーム”を発表 ~統合型チップセットGeForce 9400M GをAtom対応に NVIDIAは、MCP79の開発コードネームで知られるDirectX 10のGPUを統合した統合型チップセット(NVIDIAの呼び方ではmGPU)のGeForce 9400M Gで、IntelのAtomプロセッサをサポートすることを明らかにした。開発コードネーム“IONプラットフォーム”(IONは日本語にするとイオンだが、英語だとアイオンの方がより原音に近い)と呼ばれる、新しいプラットフォームは、ネットブック、ネットトップ、そして低価格ノートPCにNVIDIAの統合型チップセットを普及させる役割を担うことになる。 NVIDIA ノートブック製品ジェネラルマネージャのRene Haas氏は「一般的な用途に使うプロセッサとして、Atom
米NVIDIAは17日(現地時間)、Intel Atomプロセッサ向け小型プラットフォーム「Ion Platform」(コードネーム)の投入を発表した。グラフィックス統合型チップセット(mGPU)「GeForce 9400M G」に、Atomプロセッサのサポートを追加することで実現した。詳細を同社ノートブックGPU担当ジェネラル・マネジャーのRene Haas氏より伺っているので、その内容をお届けしたい。 NVIDIA ノートブックGPU担当ジェネラル・マネジャー Rene Haas氏 プラットフォームの概要 Netbook、Nettopにおける従来のAtomとIon Platformとの機能比較 Atomを搭載したNetbookやNettopが好調であることは周知のとおり。ただ、価格やサイズとのトレードオフということもあり、その性能が必要最低限の水準でしかないというのも、よく知られている
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く