45nmプロセスルールを採用した「第2世代」の製品がメインストリームクラスの主役となり、より身近な存在になってきたクアッドコアCPU。アップグレード用、あるいは新規自作をきっかけに、そろそろ導入したいと考えているユーザーも多いのではないだろうか。 クアッドコアCPUと聞いてイメージすることはどんなものだろうか。「高性能」、「エンコードが速い」といったプラスイメージの一方で、「価格が高い」、「熱い(消費電力が高い)」、「対応アプリケーションが少ない」といったマイナスのイメージを思い浮かべる方もいるかもしれない。確かに、初期のクアッドコアCPUであるIntelのCore 2 Extreme QX6700やCore 2 Quad Q6600が登場した当初は、それらはいずれもあてはまっていた。しかし、それから2年半以上経過した今ではまったく状況が異なっている。そう、以前から予想されていた「いずれは