「新しいバージョンのHTTPについての作業を開始する機が熟したのではないか」。HTTP 1.1仕様の改版を議論しているIETFのHTTPbisワーキンググループのメーリングリストに1月24日、このようなメッセージが議長のMark Nottingham氏から投稿されました。 現在議論されているのは、RFC2616で規定されたHTTP 1.1仕様のバグや問題の修正などで、基本的にこれまでのHTTPと互換性があることを前提にした仕様です。これが2月にラストコールとなることから、そろそろ次のHTTPについての議論をスタートさせよう、と呼びかけが始まったのです。 HTTP 2.0の議論を含む新しい憲章案も メッセージは、「We're getting close to Working Group Last Call.」(ワーキンググループの作業もラストコールに近づいてきた)と始まります。もうすぐ4年あ
最近、ウェブの遅さにうんざりしてはいないだろうか。 自社の数十億ドル規模のビジネスが、Googleのようにウェブに依存している場合を考えてみてほしい。そして、「SPDY」というウェブアクセラレーションテクノロジをインターネットに組み込もうという試みにおいて、Googleが新たに大勝利を収め、同社の廊下が喜びに沸いているところを想像してみよう。 HTTPbisワーキンググループの議長であるMark Nottingham氏は米国時間1月24日、World Wide Webのネットワーク基盤の1つの見直しの中で、SPDYのサポートを発表した。その基盤とはHTTPで、GoogleはSPDYがHTTPのボトルネックの一部を解消すると期待している。 HTTPbisワーキンググループは、インターネット技術タスクフォース(IETF)の一部で、1999年時代のHTTP 1.1の改良に数年前から取り組んでいる
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