ブックマーク / note.com/shu_yamaguchi (3)

  • 物理の限界と成長の限界|山口周

    後出しジャンケンのようなものの言い方はあまり好きではないのですが、僕が自身のブログで、日の企業から粉飾や偽装などのコンプライアンス違反が増加するであろうと指摘したのは2015年のことでした。 当時のブログの内容を簡単にまとめれば次のようになります。 様々な領域で品質や性能の改善は物理限界に近づいている 一方で企業は無限の成長を投資家から求められている 1+2より、不正や偽装への誘因は無限に増加する この誘因を律するのは宗教を基盤にした倫理=「罪の意識」しかない しかし、宗教的基盤がない日では歯止めが効かないだろう あまり表立って議論されることがないと思われるのが1のポイントです。私たちの生み出している様々な製品は物理的な特性によってその効率や性能が規定されるわけですが、多くの領域でこれが限界に近づいているということはあまり知られていません。 例えばエアコンというのは熱交換システムですが

    物理の限界と成長の限界|山口周
  • #075 スジの悪い仕事の断捨離 「クソ上司をどう扱うか問題」について 2/3|山口周

    前回は「スジの悪い仕事の断捨離」という論点を置いた上で、そもそも「仕事のスジの良し悪しは何によって判断できるか?」というポイントについてご説明してきました。 今回は「そもそもなぜスジの悪い仕事が増加しているのか?」という点についてお話ししておきたいと思います。悪化要因について理解していないと、往々にして対処策もまたスジの悪いものになってしまうからです。 「スジの悪い仕事」が増加する要因1 停滞社会残念なことに、今の日企業ではどんどん「スジの悪い仕事」が増えています。これには次の三つの要因があると考えられます。 停滞社会における成長機会の減少 クソ上司の蔓延 非主体的で従順な個人の増加 順に考察していきましょう。 1. 停滞社会における成長機会の減少成長にも評価にも繋がらない「スジの悪い仕事」が増加している理由の一つとして、社会全体が低成長時代を迎えているという、環境的な要因が挙げられます

    #075 スジの悪い仕事の断捨離 「クソ上司をどう扱うか問題」について 2/3|山口周
    maketexlsr
    maketexlsr 2023/09/02
    “先述した通り、日本の管理職の5割はクソ上司です。” ざっくり仮定したことをすぐ下で事実として言う奴は信頼不能
  • #072 伝わるプレゼンを可能にする「サンドイッチ・メソッド」について|山口周

    記事の目的ちょっと辛気臭い記事が続いたので今日は思いっきりノウハウ系の記事にしてみたいと思います。お題は「プレゼン」についてです。 こう書くとのっけから自慢話に聞こえるかも知れませんが、BCGに勤務していた当時、あるプロジェクトの最終プレゼンが終わったあとで、一緒にプロジェクトを担当していたあるパートナーから「山口さんは、僕がいままでに一緒に仕事をした人のなかで、一番プレゼンがウマいと思う。おそらく、東京オフィス史上、最もプレゼンのうまいマネージャーなんじゃないか」といわれ、その後、若手向けのプレゼン研修の講師を指名されたことがあります。 実際に東京オフィス史上、もっともプレゼンが上手だったかどうかはわかりませんが、たしかに、プレゼンテーションについての「あるコツ」を言語化し、それをつねに意識していたことは確かです。実にシンプルで、知っていれば誰にでも実行可能なものですが、このコツを知っ

    #072 伝わるプレゼンを可能にする「サンドイッチ・メソッド」について|山口周
    maketexlsr
    maketexlsr 2023/08/15
    プレゼンがうまくて課金しそうになる/エッセンスは無料部分でわかった。これは素晴らしいぞ
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