覚えてましたか? ご存じでしたか? 俳優として確固たる地位を確立していた(藤田まこと)が コテコテのコメディアンであったことを、 今の時代の方はご存じだったでしょうか? 最近、CSでセレクト8話が放送されてましたね。 『てなもんや三度笠』この番組が 故・藤田まこと さんの「出世作」だったのです。 あんかけの時次郎(藤田まこと)と、坊主の珍念(白木みのる)が 繰り広げる、『てなもんや三度笠』は、 大阪64.8%、東京42.9%という驚異的な視聴率をマークした、 ’60年代の大阪の朝日放送制作の公開収録のテレビ番組でした。 そもそも、 あんかけの時次郎の名前の由来は、 市川雷蔵の主演映画「沓掛(くつかけ)時次郎」(1961年・大映)の パロディとのことでした。 当時の公開収録の技術で考えると このクオリティの芝居を舞台で、 しかも生でやっているってのがすごい。 また藤田まこと、白木みのるの声量