国連のグテレス事務総長(写真)は、「奴隷及び大西洋間奴隷貿易犠牲者追悼国連デー」に当たる3月25日に発表した声明で、過去の奴隷貿易に対する補償の必要性を改めて訴えた。2月撮影(2024年 ロイター/Mike Segar) [25日 ロイター] - 国連のグテレス事務総長は、「奴隷及び大西洋間奴隷貿易犠牲者追悼国連デー」に当たる25日に発表した声明で、過去の奴隷貿易に対する補償の必要性を改めて訴えた。 15世紀から19世紀にかけて、アフリカ大陸から少なくとも1250万人が欧州の商人などによって誘拐、もしくは移動を強制されて奴隷として売られ、劣悪な航海を乗り切った人々はブラジルやカリブ海諸国の大農場で重労働を強いられるなどの苦痛を味わった。
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