バーレーンで発砲 50人けが 2月19日 4時59分 緊張が続いているペルシャ湾の島国、バーレーンで、18日、反政府デモを行っていた市民に向けて治安部隊が実弾を発砲し、医療関係者によりますと、少なくとも50人がけがをし、事態は一段と緊迫しています。 バーレーンでは、少数派のイスラム教スンニ派の王族支配に反発するシーア派市民の抗議行動が続いており、18日も首都マナマの中心部でデモ行進が行われました。デモの参加者によりますと、デモ隊が中心部の「真珠広場」を目指して行進を続けていたところ、午後4時ごろ(日本時間の18日午後10時ごろ)、広場の警戒に当たっていた治安部隊が数分間にわたって機関銃を発砲してきたということです。現地の医療関係者によりますと、デモに参加していた市民少なくとも50人がけがをし、マナマにある病院では銃弾を受けたけが人が相次いで運び込まれているということです。足に銃弾を受けた男