車部品の軽量化 研究開発進む 6月27日 4時11分 地球の温暖化対策などで車の燃費の向上が課題となるなか、自動車メーカーなどの間では、炭素繊維を使った車の部品の開発といった軽量化に向けた研究開発の動きが広がっています。 このうち、ドイツの自動車メーカーの「ダイムラー」は、大手繊維メーカーの「東レ」と共同で、航空機の機体などに使われる炭素繊維を使った車の部品の開発を進めています。炭素繊維は、軽いうえに強度があることから両社では3年以内をめどに高級車向けに新たな部品として利用したい考えです。また、ドイツの自動車メーカーの「BMW」も普及が期待されている電気自動車の走行距離を伸ばそうと車体に炭素繊維を利用して軽量化を図る研究を進めています。こうした動きは大学でも広がっており、名古屋大学は1000度の高温に耐えられるうえ、水に浮くほど軽いアルミニウムとチタンで作った合金を開発しました。今後、車体