半自動除細動器に欠陥 改修へ 2月24日 23時55分 電気ショックを与えて患者の心臓の動きを正常に戻す機器について、温度が0度以下の状態で使うと作動しなくなる欠陥が見つかったとして、製造元の東京のメーカーが無償で修理することになりました。主に全国の救急車に搭載されているということで、メーカー側は、2か月以内に修理を終えたいとしています。 修理の対象となるのは、電気ショックを与えて患者の心臓の動きを正常に戻す医療関係者向けの「半自動除細動器」と呼ばれる機器で、東京・新宿区の「日本光電工業」が製造した「TECー2500シリーズ」のすべての機種です。日本光電工業によりますと、今月12日、滋賀県長浜市内で、心肺停止になった69歳の男性に救急隊員が使用したところ、作動せず、男性が病院に運ばれて死亡した問題を受けて、機器を詳しく調べていました。その結果、機器の内部の温度が0度以下の状態で電源を入れる