米軍再編 日米政府に手詰まり感 米軍再編の主な課題 [画像を拡大] 政治 2011年5月1日 09時19分Tweet(4時間20分前に更新) 米軍基地が集中する沖縄の負担軽減策を盛り込んだ在日米軍再編最終報告(ロードマップ)の日米合意から1日で満5年を迎えた。最大の焦点の普天間飛行場移設について日米両政府は、名護市辺野古へ移設するとした日米合意で沖縄側に理解を求める姿勢を貫いているが、県民の強い反発で手詰まり感が漂う。移設とパッケージとされた嘉手納以南の基地返還もめどが立っていない。(東京支社・西江昭吾) ■再検討なし 今月末にも開かれる日米安全保障協議委員会(2プラス2)で、辺野古にV字形滑走路の代替施設を造ることで合意される方向。日本政府として、2プラス2前に沖縄側へ伝えることで「頭越し」との批判をかわしたい思惑がのぞく。 V字案を基に作成された環境影響評価(アセスメント)の評価書は1