広告やプロモーションの費用対効果や投資対効果に対する取り組みは、日本ではまだ一般的とは言えませんが、欧米のマーケティング先進国企業や外資では、ROIやROASの測定や評価なしに広告計画を立てる事はまずありません。それでは”Management”、つまり管理にならないからです。今後コスト削減がより一層求められる中で、コミュニケーションコストの効率性をきちんと測定・評価して最大化する事は、日本企業においても優先課題になっていくと思われます。 最近はネットでも「費用対効果の高い○○」や「△△で費用対効果を改善」など、標語の様に使われています。しかし、費用対効果に言及するなら、まず測定できなければいけません。インターネットは「最も測定可能なメディア」と言われ、実際その通りに色々な効果測定サービスが利用できるようになりましたが、従来型のマス広告や店頭プロモーション、ソーシャルメディア等にも同様に費用