チャーハンとピラフの違いは、「調理方法」にあります。 チャーハンは「炊いたご飯を具材と『炒めて』作る“中華料理”」 ピラフは「生米と具材を炒めてからスープで『炊く』“中東料理”」 炊いたご飯を炒めるか、炒めてからスープで炊くかに大きな違いがありますね。 チャーハンとピラフの起源は、インドの「プラーカ」という料理と言われています。「プラーカ」は、鶏肉や豚肉を煮込んだ煮汁で米を炊き、炊きあがった米と肉を炒めた料理と言われています。 「プラーカ」が西に伝わり、中東のトルコで「pilav(プラウ)」に。そこからさらに西に伝わり、フランスで「pilaf(ピラフ)」と呼ばれるようになったそう。 一方、東に伝わった「プラーカ」は中華料理の「炒飯(チャーハン)」になり、それが日本伝わり「焼き飯」になったと言われています。