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ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (128)

  • 中国政府を怖がらせるトラック運転手のスト インフレ高進の危険性 JBpress(日本ビジネスプレス)

    中国南部の広東省では昨年、自動車工場の従業員たちが賃金の引き上げを求めてストライキを起こし、中国の安い人件費を当たり前だと見なすことはもうできないという警告を世界に発した。上海のトラック運転手たちが先週始めたストは、このメッセージを強めるものとなっている。 唯一の政府公認労働組合である中華全国総工会の支援を得ない独自のストを組織する手段を持つ労働者たちを中国政府は常に警戒している。しかし、上海のトラック運転手たちの行動が政府をそれ以上に怖がらせていることは間違いない。 西側の民主主義国には「すべての政治はローカルだ」という格言があるが、専制政治が行われている中国にも似たところがあり、ほぼすべての社会不安がローカルだ。小規模な抗議行動(労働条件や土地に関係するものが多い)は毎日どこかで、数百とは言わないまでも数十件発生している。 大変な注目を集めたにもかかわらず、広東省で昨年生じたストライキ

  • 世界経済回復に内在するリスクに要注意  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2011年4月8日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) ユーロ圏の利上げは、世界経済の回復を示す1つの兆候にすぎない。今の景気回復は自律的で、新たに勢いを増しているように見える。経済協力開発機構(OECD)は先日、日以外の先進7カ国(G7)では「全般的に金融情勢が改善」し、今年上半期の経済成長率が年率換算で3%に達するとの見通しを示した。 ブルッキングス研究所とFT(フィナンシャル・タイムズ)が算出する世界経済回復トラッキング指数(TIGER)は、工業生産や企業経営者の「アニマルスピリッツ」(いわゆる企業景況感)といった指標の改善を反映して上昇した。 危機以前の熱気を取り戻した世界経済 ブルッキングスのシニアフェロー、エスワール・プラサド氏は「(世界危機がもたらした)破壊に対して勝利宣言するのはまだ早計だが、世界経済は今、1年前よりずっといい状態にある」と言う。 世界経済は今、世界的な経

  • 災害時にデータを失わないために何をすべきか | JBpress (ジェイビープレス)

    インターネットで津波の動画を見るたびに、考えることがある。 動画では、まるで木でできた「おもちゃ」のように車が流されていた。普通乗用車は1~2トンの重さがあるはずだ。バスだと10倍近くはある。それがあんなに簡単に流されている。 そして、流された車が積み重なっていく。車は非常に便利なものであるが、動かなければただの「鉄でできた箱」である。 流されなかった車も、震災直後はガソリンがなく、「ただの鉄でできた箱」のような状態が続いた。 今回の震災では、おそらく相当数のPCやサーバーが流されたであろう。中には、企業や自治体が使っていた汎用機もあったに違いない。 もともと、パソコンは「電子部品が詰まった箱」である。人間がプログラムを入力して、実行することで初めて価値が出る。流されなかったPCやサーバーも、震災直後は電気が供給されず、「電子部品が詰まったただの箱」のような状態となっていた。情報(データ)

    災害時にデータを失わないために何をすべきか | JBpress (ジェイビープレス)
  • 菅直人首相:所得半減政策と「国民は粟を食え」 震災復興増税という名の火事場泥棒に正義も合理性もない | JBpress (ジェイビープレス)

    東日大震災で壊滅的な被害をこうむった地域では、残念ながら窃盗の類が頻発しているそうである。金庫をバールでこじ開けて中の現金を盗む、自動車からはガソリンを抜き取るという行為は日常茶飯事らしい。 夜の見回りが強化されて夜間の窃盗は減ったが・・・ そのことを災害派遣された現役自衛官が自らの目で見た事実として、この記事「災害派遣、現場自衛官から上がる悲痛な声」で明らかにしていた。 その中で、福島第一原子力発電所に瓦礫撤去のために投入される74式戦車は、ブルドーザーの機能は言われているほど期待できないので、むしろ強力なサーチライトを使って夜間の犯罪防止に役立てるべきだとの提案もあった。 電灯が全くなくなった被災地の夜は、恐らく江戸時代のそれに近いのだろう。暗くて何も見えないから、「盗んでも分からないさ」とばかりに、普通なら犯罪者にならないであろう人たちまで、窃盗に駆り立ててしまうのかもしれない。

    菅直人首相:所得半減政策と「国民は粟を食え」 震災復興増税という名の火事場泥棒に正義も合理性もない | JBpress (ジェイビープレス)
  • 「¥」って何、日本円のこと? Want do you mean by “¥”, Japanese Yen? | JBpress (ジェイビープレス)

    この場合、場所としての「随所」は日を含まず、議論の主としても日人は数に入っていない。そして「¥」というシンボルは、そんな議論に現れたとしたら既にして日円のことではない。中国人民元のイニシアルだ。 今年4月に開かれたブレトン・ウッズ会議 ではどこを指して「随所」と言い、だれを称して議論の担い手とするかといえば、それは例えばニューハンプシャー州ブレトン・ウッズ、マウント・ワシントンホテルであり、そこに集まった学者や元政府高官たちである。 4月8日からの足かけ4日、ここでその名も「ブレトン・ウッズ会議」と称する大きな国際会議があった。主催したのはおなじみジョージ・ソロスが5000万ドルからの私財を投じこしらえたINET(Institute for New Economic Thinking)という組織で、有名どころの経済学者をほとんど全部呼び集めたものだ。 ジョン・メイナード・ケインズが投

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  • 中国人が自国の原発を信用しない理由 政府は「中国の原発は大丈夫」と連呼しているが | JBpress (ジェイビープレス)

    福島第一原発の爆発事故が起こって以来、中国政府は「中国の原発は安全だ」と声高に叫ぶようになった。しかし、過半数の国民はそれを信じてはいない。 中国の「環球網」が行ったネット調査では、こんな結果が明らかになった(4月8日時点)。「中国の原発の安全性を信用しますか」との問いに、全体の65%(3857票)が「信じない」と回答した。また、「内陸での原発建設に賛成しますか」という質問には、63%(3724票)が「反対」と答えた。 中国では現在、13基の原発が稼働中であり、1000万キロワットを発電している。そして25基が建設中であり、さらに政府が批准した原発は34基。これらを合わせると6465万キロワットの発電量となる。 中国は、2020年までには7000万キロワットを発電し、原発の占める総電力量の割合を現在の2%程度から7%に引き上げたいとしている。 「世界一のCO2排出国」という汚名を着せられた

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  • 麻薬戦争に苦しむ中米諸国  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2011年4月16日号) 組織犯罪がメキシコから南下し、脆弱で事態に対処できない中米諸国になだれ込んでいる。 メキシコが取り締まりを強化しているために、麻薬取引が中米へと南下している(写真はメキシコ北部チワワ州で、麻薬取り締まりのため出動したメキシコ連邦警察とメキシコ軍のチーム)〔AFPBB News〕 20世紀の大半の間、中米の小さな国々は世界から取り残された僻地で、独裁者と冒険家が好きに振る舞う熱帯の遊び場だった。 1970年代から1980年代にかけて、この地域は短い間、冷戦の実戦場と化し、マルクス主義に鼓舞されたゲリラが米国の支援を受ける独裁者と戦った。 エルサルバドル、ニカラグアといった国が連日世界中の新聞の見出しを飾り、ワシントンで激しい党派闘争を生み出した。冷戦が終わると平和と民主政治が広まり、中米は再び忘れ去られた。 だが、根的な問題――貧困、沈滞する経

  • 世界で最も人気がある国、ニッポン しかし、日本人が一番この国の良さを分かっていない | JBpress (ジェイビープレス)

    人が日人であることの誇りを失ったのは、戦後GHQの占領政策にまんまと嵌った左翼的な教科書作りに負うところが大きいと、『日はなぜ世界でいちばん人気があるのか』の著者、竹田恒泰氏は言う。 同書では、英国BBCの世論調査で日が2006年から3年連続「世界に良い影響を与えている国」第1位になったことが紹介されている。 一方、日人の自国に対する評価は、他の国と比べて肯定(良い影響)の割合が極めて低い。 この自虐的な自己評価の原因は何か、なぜ日人は日の良さに自信が持てないのか、竹田氏に聞いた。 神話も、建国の経緯も教えないのは日だけ 竹田 恒泰(たけだ・つねやす)氏 作家。慶應義塾大学講師(憲法学)。1975年、旧皇族・竹田家に生まれる。明治天皇 の玄孫に当たる。2006年に著書『語られなかった皇族たちの真実』(小学館)で山 七平賞を受賞。その他著書に『ECO.MIND【エコ・マイ

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