VMware社が「VMware vSphere 5.0 Upgrade Best Practices」(VMware vSphere 5.0のアップグレードに関するベストプラクティス)というタイトルの白書を公開した。同白書は46ページ構成となっており、ESXi 5.0のアップグレードプロセスの概要を解説するほか、スムーズでシームレスな移行に向けたアドバイスを提供している。このリリースにより、ユーザはESX 4.xからESXi 5.0へ修復(in-place)セットアップが可能になる。 同白書は以下の項目について解説している。 「Introduction」では、機能などの新しい部分、サポート終了部分、そしてバージョン5.0のライセンス取得方法が解説されている。 「Upgrading to VMware vCenter Server 5.0」では、プラニング、要件、バックアップ、アップグレード
VMware社はWorkstationのバージョン8.0を先月リリースしたが、通常Workstationと同時に出るPlayerやACEはアップデートが行われなかった。そこで今回、VMware社が仮想化プラットフォームであるPlayerのバージョン4.0と、プラットフォームラッパ製品であるACEのバージョン2.7.5をリリースしてきた。 VMware Playerは今のところ、64ビットのx86 CPUを搭載するワークステーションのみに対応し、ロングモードでLAHF/SAHFをサポートするが、64ビットOSのゲストをインストールしたい場合は、ロングモードでセグメントリミットをサポートするAMD製CPUか、もしくはVT-xをサポートするIntel製CPUのいずれかが必要になる。 Player 4.0の新機能は以下の通り。 Unityとマルチモニタでの表示技術改善 VMで最大64Gバイトをサポ
Microsoft社は、同社が毎年開催するBuildカンファレンスにおいて、同社のフラグシップ製品であるWindowsの新バージョン関連情報をいくつか明らかにした。virtualization.infoが既に報じているように、「Windows 8」と呼ばれるクライアントバージョンのWindowsは、各種新機能のほかにHyper-Vハイパーバイザー技術も搭載する。 Microsoft社はほかにも、「Windows Server 8」と呼ばれ、近々登場するサーバOSの新機能を簡単に紹介した。Windows Server 8はHyper-Vの次期バージョンであるバージョン3.0を搭載し、仮想化とVDIに関しては以下の新機能を搭載する。 Hyper-Vホストで最大160基の論理プロセッサをサポート 最大2TバイトのRAMをサポート 32基の仮想CPUと、VMあたり最大512GバイトのRAMをサポー
VMware社は先月、同社製品スイートのバージョン5を発表し、新機能に加え、仮想マシンの起動時に割り当てるメモリ容量をベースにした新しいライセンスモデルを自社製品のラインアップに投入してきた。この新しいライセンスモデルはVMwareコミュニティーで多くの議論を呼び、VMware社と競合する各社は当然ながらこの新ライセンスモデルを利用して自社ソリューションを売り込んでいる。 そして今回、VMware社はライセンスモデルの改訂を発表し、入手した大量のフィードバックに基づく変更を加えてきた。 変更点は以下の通り。 すべてのvSphere Editionで仮想RAM利用権を拡大 仮想RAM量に制限を設定。1Tバイトの仮想RAMを搭載するVMがvSphere Enterprise Plusライセンス以上になることはない。 消費仮想RAMの12カ月平均で計算。 デスクトップ環境のライセンスに対応すべく
Veeam社は7月17日、エンタープライズデータセンタにおける仮想化技術の普及率を計測する「V-Index」という指標の公開を発表した。 V-indexは2011年第2四半期に計測が行われ、米国、英国、フランス、およびドイツ各国の544社の大企業を調査対象とした。調査は独立系市場調査会社のVanson Bourneが実施し、サーバ仮想化に主な重点を置いた。 Veeam社はほかにも、さまざまな国のさまざまな大企業の仮想化採用に関するデータの情報源となることを目指してこの新指標を公開する同名の「V-Index」というサイトも発表した。調査レポートはV-Indexサイトから無償でダウンロードできる。 調査結果の一部の概要を以下に示す。 普及率:調査対象となった全エンタープライズサーバの39.4%が仮想化。 ハイパーバイザーの採用:仮想化を導入している大企業の84%がVMware、61%がMicr
われわれのもとに、ESXを直接ダウンロードするリンクがvSphereのダウンロードページから削除されたとの情報がきた。これは、かつてのフラグシップハイパーバイザーを今も使っている企業や組織に対するVMware社からの強いメッセージだ。 VMware社では、これからはESXi(現在Hypervisorと呼ばれているもの)と非常に小さいミニハイパーバイザーの時代になることを何度も繰り返してきた。ESXは次期バージョンのvSphereから「ESXi-Hypervisor」へと変化する。 ESXのダウンロードページには直接でなければまだアクセス可能だが、実際のところ、これは最後の時に向けて予定を立てておくべきであるとのかなり強いメッセージとなっている。 VMware社は、vCenterやvCloud Directorまでのエコシステムが提供するハイレベルの集中管理へと重点を移しつつある。古いスタイ
Veeam社がVeeam Reporter用のキャパシティプラニング・レポートパックを開発中で、Veeam ONEに組み入れて5月にリリースする見込みであることを発表した。このリリースにより、Veeam社はキャパシティプラニング市場に参入し、VMware社のvCenter Operationsをはじめ、vKernel社といったキャパシティプラニング市場のベンダー各社と直接競合することになる。 Capacity Planning Report Packは以下の機能を搭載する。 ハードウェアプラニング/プロビジョニング向けアドバイス:潜在的な問題点を特定してキャパシティのしきい値を超える時期を予測するほかのキャパシティプラニング・ソリューションとは異なり、Veam ONEはキャパシティのボトルネックを分析し、その解決方法に関するアドバイスを行って、ホストやハードディスク容量に関する再コンフィギ
市場調査会社のVanson Bourne社が社員1000人以上を抱え、VMware vSphereを使用している米国、英国、ドイツ、およびフランスの各国の企業に所属する253人のCIOを対象に実施した調査結果をVeeam社が公開した。この調査のテーマはMicrosoft社、HP社、IBM社、CA社、およびBMC社の5大ベンダーが投入するエンタープライズ管理システムを使ったVMware管理だ。 この調査によると、今日の大企業が最も利用する管理フレームワークはMicrosoft System Center(55%)となっており、これにIBM Tivoli(20%)とHP OpenView(11%)が続く。 結論: 専門ツールより既存の管理システム:企業の80%が既存のエンタープライズ管理フレームワークを拡張して仮想サーバの監視と管理を行いたいと考える一方で専門ツールへの依存を余儀なくされている
Wil van Antwerpen氏は先ごろ、かつて「GSX Server」と呼ばれていたVMware Serverの開発を継続する計画がVMware社にないことを示す多数の証拠を収集し、公開した。 その1つは、セキュリティ勧告のVMSA-2010-0007に以下の警告があることだ。 (※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。) VMware Server 2.0の総合サポート終了は2011年6月30日であり、ユーザはESXiもしくはVMware Playerの最新リリースへのアップグレードを検討されたい。 Serverの最後にリリースされたバージョンは1年以上前の2.0.2で、2.0のメジャーアップデートは2008年10月の登場だった。 その間、顧客サポート契約があったにもかかわらずVMware社はどうも多数の問題(VMSA-2009-0016やVMSA-2010-0005など)を修正しな
VMware社パフォーマンス・スタッフエンジニアのTodd Muirhead氏がVMware vShere 4.1上で動作するOracle Real Application Cluster(RAC)のパフォーマンスに関する記事をVMware VROOM!パフォーマンスブログに投稿した。パフォーマンス要件が厳しい重要なデータベースの運用にはOracle RACを使用した。 パフォーマンスをテストするために3台のサーバを使用したが、そのうち2台はRed Hat Enterprise Linux(RHEL)5.5とvSphere ESXi 4.1のデュアルブートのコンフィギュレーションで、もう1台はほかの物理サーバ2台がRHELで起動したときに2台のVMを温存できるよう仮想マシンのホスティング専用としてESXiだけ運用した。また、ESXiが仮想CPUを8台に制限していることから、パフォーマンス
仮想技術コミュニティー向けの無償クリスマスプレゼントの1つとして、Veeam社が「VMware vExperts」、「VMware Certified Professionals」(VCP)、および「VMware Certified Instructors」(VCI)でホームラボ用としてVeeam社製品の2ソケットライセンスが無償ダウンロード可能になることを発表した。 このプレゼントには、「Veeam Backup&Replication v5 with vPower」と、「Veeam Monitor」、「Veeam Reporter」、そして「Veeam Business View」で構成される「Veeam ONE」ソリューションの利用も含まれる。 このソフトウェアライセンスキーは再販不可(NFR)であり本番環境以外の用途限定でhttp://www.veeam.com/go/free-n
Novell社は11月22日、Attachmate Corporation社と、11月上旬に設立され、Microsoft社の管理下にある CPTN Holdings社に22億ドルで資産を売却することをついに発表した。 virtualization.infoでは9月に、2社間の交渉のうわさに基づき、VMware社が新たにNovell社のオーナーになるというシナリオについて実態を明らかにしようと試みた。しかしそのわずか数日後には、潜在的な買収候補者がいずれもNetWare事業部の購入に消極的であることをReuters社が報じるなか、VMware社の最高経営責任者(CEO)がその可能性を否定した。 今回まとまった買収契約には882件以上の特許(どうやら4億5000万ドルでCPTN Holdings社に譲渡されたようだ)と膨大な数の仮想化/クラウドコンピューティング関連製品が絡んでいる。 Plat
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く