ドライアイスを水に入れると、モクモク出てくる白い煙。実はあれ、ドライアイスが溶けた二酸化炭素“ではない”ということをご存じですか? 今回は、科学の雑学をご紹介します。 「ドライアイスの白い煙は二酸化炭素じゃない」って知ってた? ドライアイスとは、二酸化炭素を固体にした非常に低温な物質。水に入れると、昇華して気体に変化し、白い煙が発生します。誰もが一度は目にしたことのある現象ですが、不思議なのは「大気中に含まれている二酸化炭素は目に見えない」という点です。 ドライアイスの煙が白く見えるのは、一般的に「気化した二酸化炭素によって空気中の水蒸気が冷やされ、水のつぶになるから」「霧のようなもの」などと解説されています。 つまり、二酸化炭素自体ではなく、その周囲にある物質が原因というわけですね。このことが分かる手軽な実験方法もよく知られており、例えば、食用油などにドライアイスを入れると溶けてブクブク
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