Flash Playerの未パッチの脆弱性が発覚した。悪質なSWFファイルも出回り、サイト改ざん攻撃との関連が指摘されている。 米Adobe Systemsは5月27日、Flash Playerの脆弱性を突いたとみられる「エクスプロイトが出回っているとの報告を受けた」とブログで伝えた。SANS Internet Storm Centerやセキュリティ企業各社もアラートを公開するなどして注意を呼び掛けている。 SANSによると、脆弱性が報告されたのはFlash Playerの現行バージョン9.0.124.0およびそれ以前のバージョン。Adobeはまだパッチを公開していない。米Symantecはこの脆弱性を突いたエクスプロイトが広く出回っているとして、グローバルセキュリティ警告システム「ThreatCon」の警戒レベルを引き上げた。 米McAfeeは、複数サイトでホスティングされていた悪質なS