SNSなどのWebサービスやネットバンキング、そしてECサイトでは、ユーザを識別するためにログイン認証が使われています。ログイン認証ではIDとパスワードを使って本人確認するのが一般的ですが、よりセキュアなログイン認証のために、「リスクベース認証」を導入しているシステムもあります。 今回はリスクベース認証の仕組みやメリットについて徹底解説します。 リスクベース認証とはログインを必要とするシステムにおいて、ユーザのアクセスログなどから行動パターンやOS、IPアドレス、ブラウザの種類などの情報を元にして追加の質問を実施し、より確実な本人認証を行うための方式の一つです。リスクベース認証により、ネットバンキングやECサイトなどのインターネットサービスを利用時のログイン認証を強化することができます。 リスクベース認証の仕組み 通常のログイン認証はユーザIDとパスワードの組み合わせが用いられることが一般
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