WebDAVのバージョニング拡張 日本語ファイル名の利用とバージョン管理ではドラフトレベルだったWebDAVのバージョニング拡張(DeltaVと呼ばれていた)ですが、2002年3月にRFC 3253としてリリースされました(注)。 ざっと読んだ限り、最終ドラフトから大幅に変わった部分はありません。ただし、追加されたメソッドの数が多かったり既存メソッドの大幅な拡張を伴うということもあり、WebDAVの基本規約であるRFC 2518よりもボリュームが増しています。 今回紹介するのは、RFC 3253の基であるDeltaVの実装の1つ、「Subversion」です。 Subversion DeltaVがRFC 3253としてリリースされ、Apache 2.0が正式リリースされた前後にSubversionの方にも変化がありました。「Version 1.0」という文字列がProject homeペー
自分で作るRPMパッケージ 現在主流のディストリビューションがRed Hat系であることは異論の余地がありません。その特徴の1つに、RPMによるバイナリパッケージの提供があります。このおかげで、煩わしいコンパイル作業が省けます。ただ、いかにパッケージが増えても、自分の欲しいソフトウェアが見つからないことがあります。また、自分に必要なオプションを使うには、出来合いのパッケージでは不向きです。では、思い切って自分でパッケージを作ってみてはどうでしょうか。 関野史朗 2001/1/26 RPMによる管理のメリット 出来合いのRPMパッケージを使ったインストールはとても楽です。RPMファイルを入手して、rpmコマンドを使うだけ。必要なソフトウェアが足りないと、その旨を表示してくれるので、先にそちらをインストールすればいいのです。欲をいえば、Debian GNU/Linuxのapt-getコマンドの
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