一歩も譲らず グーグルの撤退発表を受けて中国は報復措置を検討している (写真は3月23日、封鎖された北京のグーグル中国支社) Jason Lee-Reuters インターネット検索の最大手グーグルが中国本土でのネット検索事業から撤退し、香港経由でサービスを提供すると発表してから数日。中国側もグーグル側も一歩も引く気がないことが、日増しに明確になってきた。実際、中国当局はグーグルの無頓着さに対する報復措置も検討しているようだ。 一方、グーグルは従来からの方針に沿った対応をしているようだ。香港への拠点変更を主導したデービッド・ドラモンド副社長は、アトランシック誌のジェームズ・ファロウズ記者のインタビューに応じ、グーグルに対する中国発のハッカー攻撃が撤退の決断に影響を与えたのかという疑問に明確に答えている。 中国からのハッカー攻撃では、中国内外にいる人権活動家のGメールアカウントに侵入しようとし