■あらすじ 1999年。 汎用ロボット「レイバー」が日常的に使用される時代。 アジアのどこかの国で、日本より派遣されたPKO陸自レイバー部隊がゲリラと接触。発砲許可が出ず1人を残し壊滅する。 2002年。 何者かにより、自衛隊戦闘機による横浜ベイブリッジ爆撃事件、ハッキングによる東京爆撃が演出される。 事件に対し警察が自衛隊への警備出動を行うなど過剰反応を見せた為、一部自衛隊基地での篭城など、事態はもつれにもつれ、自衛隊の治安出動が現実となる。日本のありふれた街の景色の中に治安出動した自衛隊の戦車が並ぶ。 飛行船によるガステロ等で緊迫していく首都東京で、ついに戦闘ヘリによる、橋、通信施設、警察の武装の破壊が行われる。 PKO派兵の生き残りである柘植行人が見た戦場を、東京に演出したのだ。 かつての物語の主役達が所属していた特殊車両2課はその面々のほとんどが去り、それぞれが別の日々を送っていた