「やっぱうまいなーこの店」 「でしょう。何から何まで全部うまい。あれこれ試し回って、結論がこんな近場にあるとはね」 「灯台の青い鳥か」 「それで、何、さっき言いかけてたの」 「ああはい、エヴァンゲリオンの話なんですけど」 「またエヴァ? 好きねえ」 「まあいいじゃないか。あ、すみません、はい。このソーセージプレートと、あとこのチリのやつ1本ください。どうも。お願いします。えー、それで」 「最近、昔の劇場版の、エンドオブエヴァンゲリオンのオチがわかった気がしてきたんですよ」 「あのデス&リバースとかまごころとかのやつね」 「ええ。あの映画のオチって、ずっとなんか納得いかなかったんですよ」 「そりゃ綾波レイが巨大化して人々が弾け飛んで実写パートになって終わって、納得もいくもんかい」 「いや、それはまあ、それとして、あのネルフに戦略自衛隊が突入してきて皆殺しにしますよね。それからアスカと量産機が