黒海に沈んだロシア海軍のミサイル巡洋艦「モスクワ」。同艦が核弾頭付きのミサイルを搭載していたかもと一部の欧米メディアが報じました。もしかしたら、ロシアがその核ミサイルを使ったかもしれない可能性について考察します。 「モスクワ」は核弾頭を積んでいたのか? 2022年4月14日、ロシア黒海艦隊旗艦のミサイル巡洋艦「モスクワ」が沈みました。ウクライナ軍の「ネプチューン」対艦巡航ミサイルによるものと言われていますが、欧米の一部メディアは、この「モスクワ」に核弾頭が搭載されていた可能性があるとも報じています。その可能性はあるのでしょうか。 そもそも「モスクワ」は、東西冷戦さなかの1983(昭和58)年に就役しました。強力なアメリカ空母機動部隊に対抗するため、当時のソ連海軍が編み出した「対艦ミサイル飽和攻撃」を行えるよう、長射程対艦ミサイルを多数搭載したのが特徴です。 そのミサイルの名は、P-1000
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