これは、一人の少年が、一人の少女の幸せを願う物語。 7年前、神と自称している炎帝神農一族が所持する巨獣[渾沌]の暴走により列車事故が発生。そこで瀕死の重傷を負っていた朱天の命を救ったのは、神農一族の長である少女・真珠血だった。7年後の1939年、ハルピンにて骨頭屋を営んでいたケビンに拾われた朱天は、真珠血と再会。後に朱天は、神農一族と敵対している日本陸軍・嵐山機関に身を置くことになり、戦闘機[蔵王]の搭乗者になる。神農一族と嵐山機関の戦いは、人類を巻き込むことに…。神とは、戦とは、命とは―― 【前号までのあらすじ】 人を狂わす麻薬のような存在の『太歳(たいさい)』の生産をしている、ドイツ軍の幼年学校宿舎へ爆弾を投げ込んだアイン。瞬間、満身創痍のツヴァインは最後の力を振り絞り、投げ込まれた爆弾を胸に抱いた――。一方、ドイツと日本による技術の融合の象徴である新しい戦車の試運転が開始!二機のうち
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