昨年の衆院選で「103万円の壁」の解消を掲げ、現役世代の支持を集めて躍進した国民民主党。与党が衆議院で過半数割れしたことから、キャスティングボートを握る存在となった。与党は国民民主に近づきつつ、途中から維新との連携にシフト。国民民主は与党との3党合意を十全に実現できず、新年度予算案では反対に回った。この結果をどう考え、今後どう動くのか。また、問題も指摘される「SNSと選挙」について、長くSNS発信を続けてきた立場からどう見るのか。女性スキャンダルによる3カ月の役職停止を経て、代表に復帰した玉木雄一郎氏に話を聞いた。(文・写真:ジャーナリスト・小川匡則/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 3党合意と女性スキャンダル昨年10月の衆院選で改選前の7議席から4倍増となる28議席に躍進した国民民主党。代表の玉木雄一郎氏が中心となって訴えたのが所得税の最低課税額である「103万円の壁」の引
