2017年11月27日のブックマーク (1件)

  • 玉鷲が守った被災者との約束「勝ち越し」 - 大相撲裏話 - 相撲・格闘技コラム : 日刊スポーツ

    モンゴル人力士のいさかいに揺れる九州場所で、モンゴル人力士の涙を見た。11日目、東前頭筆頭の玉鷲(33=片男波)が荒鷲を下し、勝ち越しを決めた。「鷲鷲対決」を制し、支度部屋で「僕が物」と笑っていた男が、福岡・朝倉市について聞かれ、真顔になった。「約束守れて良かったです」。目は赤かった。 7月5日に発生した九州北部豪雨。朝倉市では、12時間で約900ミリという観測史上最大級の雨量を計測、31人もの犠牲者が出た。その被災地に、玉鷲のいる片男波部屋は8年前から宿舎を構える。場所前に小学校や施設を訪れ、地域イベントにも出席した。「部屋の横に山から落ちてきた木がまだあって、そこから骨が出た」と玉鷲は言う。いまだ残るがれきの山。被災者を勇気づけるどころか、悲しみと闘い、復興に燃える姿に力をもらった。行く先々で交わした約束が「勝ち越し」だった。 貴ノ岩暴行事件が起こった夜、宿舎で綾瀬はるか主演ドラマ「

    玉鷲が守った被災者との約束「勝ち越し」 - 大相撲裏話 - 相撲・格闘技コラム : 日刊スポーツ