■石破茂・自民党幹事長 環太平洋経済連携協定(TPP)について、私たちは民主党とは違い、約束したことはきちんと守る。米であれ麦であれ、牛肉であれ豚肉であれ、乳製品であれ。守ると言ったものは守る。ただ、高い関税を張って生産調整さえすれば農業はよくなることはない。地域の農業を発展させるためにどうすればいいか。それは単に原材料を作って売るだけではなく、農業から食品産業に変わる、さらに付加価値をつける、生産者がその努力にふさわしいお金を手にする。そういう仕組みに農業全体が変わっていかなければならない。自民党は今までの政策で不十分な点は改める。もっと生産者の手取りが増えるの仕組みを、農業から食品作業へ。そういう考え方のもとさらに改めていく。(北海道釧路市での街頭演説で) 関連記事「日本の農業政策は統制経済」みんな・渡辺代表6/30「企業が金を使わなければ経済は強くならない」石破茂氏6/22自民、参