コアな広島ファンの間で「任せて安心のシュール便」と絶賛されているのが、かつて日本ハム、広島でリリーフ投手として活躍したエリック・シュールストロム駐米スカウト(45)だ。これまで獲得に携わった選手は、在籍時に2年連続で最多奪三振のタイトルを獲得したルイス(現レンジャーズ)をはじめ、サファテ(現ソフトバンク)やバリントン(現オリックス)、ミコライオ(現楽天)といずれも大当たり。その眼力は球界内でも評価が高く、ライバル球団からスカウトされそうになったこともあった。 そうした実績は“取材力”のたまものでもある。球団幹部によれば「プレーの面で日本の野球に合うかどうかの見極めはもちろん、カープというチームにフィットするかどうか人間性もしっかりと見極めてくれる。陽気な性格で顔も広いので、その選手の性格について徹底的に関係者に聞いて判断している」という。トレードマークのスキンヘッドや太めの体格をネタにした