今回は、映画技術についてのお話です。内容は難しいので読むのはやめようと思った方も、是非おつきあい下さい(笑)。 日本映画の画質が汚いと思っている人が結構います。何故邦画はハリウッド映画のように輝いて見えないのかを疑問に思う方もおおいでしょう。この不思議な疑問について、できるだけわかりやすく説明しようと思います。 ちょっと過激なタイトルを付けましたが、結論から言うと実は邦画の映像が汚いわけではありません。 映画の画質は、様々な要因によって決まるのですが、日本のカメラマン、監督、制作チームは、自分たちで満足のいく映像を作り出しているのです。 それなのにおおくの人が邦画の画質が悪いと感じるのは何故なのでしょう? その不思議を解明するのが今回のテーマです。 まずは、映画が撮影されてからどのような過程を進んで映画になるのかを簡単に説明します。 <撮影> ほとんどの映画は35mmフィルムで撮影されます
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