<a href="https://www.keiomcc.com/xing/"target="_blank">「クロシング」では、思考が交差し「そうか!」「わかった!」「これだ!」に出会う瞬間を目指しています。慶應義塾の社会人教育機関、慶應丸の内シティキャンパス(慶應MCC)が主催する著名で多彩な講師による講演会、夕学五十講を素材に、深い学び、新しい視点、思わぬ発想、意外な出会いを探索します。今回は、教育改革実践家・藤原和博氏が登壇した「正解のない問いに向き合う力」の講演内容の前編をお届けします。 自分の「時給」を意識しているビジネスマンは少ない 藤原和博氏(以下、藤原):「ニッポンの時給を考える」(というテーマ)、これが情報編集力とどう関係あるのかというのは後からわかりますが。この、時給というのをみなさんもちょっと意識してほしいわけです。いいですか。 ちょっと質問しましょうか。まず、この