遙 洋子 タレント・エッセイスト 関西を中心にタレント活動を行う。東京大学大学院の上野千鶴子ゼミでフェミニズム・社会学を学び、『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』を執筆。これを機に、女性の視点で社会を読み解く記事執筆、講演などを行う。 この著者の記事を見る
3年前に部長に昇進し、年収は1400万円を超えた。東京近郊にある住まいは4200万円の一戸建てだ。繰り上げ返済を重ね、住宅ローンは7年後に完済する。2000万円に及ぶ貯蓄もある――。 これが大手エネルギー系企業でコンサルティング業務に従事する石山賢介氏(仮名、47歳)の現況である。身なりに派手なところはない。ピンストライプのスーツとナイロン製の鞄は実用性の高さから選ばれたのだろう。澱むことなく的確に家計の実態を説明する様子からも、実務能力の高さがうかがえた。 石山氏の家計を圧迫している要因の一つは、3人娘の教育費だ。上から高校3年、高校2年、中学1年で、3人とも大学まで進学予定。塾などの教育費は月12万円にのぼる。3人はいまのところ公立だが、大学はわからない。2008年度の文部科学省の調査によると、私立大学に4年間通った場合の納付額は約442万円(全平均)。石山氏は一人当たり600万円と試
「美人は三日で飽きる」「ブスは三日で慣れる」と都市伝説的に語られているこの言葉の真相を解説、大きな反響を呼んだ早稲田大学の森川友義教授。そのとき、恋愛や結婚など長期的関係を望む場合は、「見かけ以上」のものが必要になる、と結論づけました。 さて、今回はその続きです。結婚相手の女性が持っていてほしい“資質”とは何か。今回もズバリ、解説します。 *** 前回は、経済学でいう「限界効用逓減(ていげん)の法則」を用いて、見かけだけの恋愛や結婚は、いずれは飽きてしまうことを説明しました。もし、「男性を飽きさせない女性の資質」というものがあったとすれば、恋愛や結婚が長続きしますが、ではその資質とはいったいなんでしょうか? 言い換えればこれは「どんな女性と結婚すべきか?」にもつながるのですが、端的に言って、考えられるものは3つあります。 まずひとつ目は「料理の腕」です。毎日ビーフカレーを食べると飽きてしま
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