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ブックマーク / jp.ign.com (13)

  • 【ネタバレコラム】私が『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』のエンディングを許せない理由

    ついに『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』をクリアした。5月12日の発売日からまる4カ月、飽きることなく毎晩のようにプレイを続けて、寄り道もたっぷりと楽しんで、120時間をかけてハイラルの大地、空、そして地底をまんべんなく冒険した。 ※作のエンディングについて語るので、稿にはネタバレがばりばり含まれる。できればクリアしてから読みにきてほしい。 記事タイトルからもわかる通り、私は『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』のエンディングに不満を抱いている。だが、それについて詳しく語る前に、ゲームそのものを高く評価しているという点に触れておきたい。稀にみるほどの傑作であり、2023年にこれを超えるゲームはなかなか出てこないだろうと思っている。 ストーリーも「ゼルダの伝説」シリーズのなかでは興味深い方で、特に1万年以上前の時代へタイムスリップしてしまったゼルダ姫の描き方は

    【ネタバレコラム】私が『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』のエンディングを許せない理由
    manFromTomorrow
    manFromTomorrow 2023/09/23
    良くも悪くも日本人向けだな、と思った。日本人ハッピーエンド以外認めないから…
  • 「しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE」はなぜ議論を呼んだのか?野原一家が見せた平成の欺瞞と敗北

    記事には、『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜』のネタバレが含まれる。 「クレヨンしんちゃん」の新作映画であり、劇場用作品としては初めて3DCGで制作された『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜』について、さまざまな意見が飛び交っている。 実際に私も作を鑑賞して、もやもやしたものが後に残った。映画館を出て、エスカレーターを降りながら私はこのもやもやの理由を考える。この映画は『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』と同じ轍を踏んでいるのではないか、というところまで考え、映画館のエスカレーターを降りながらスマートフォンの電源を入れる。画面に現れたニュースを見て、私はハッとする。それは、2025年の大阪万博のパビリオン建設が難航しているというニュースだった。見出しを読んで、私はこのもやもやの最も

    「しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE」はなぜ議論を呼んだのか?野原一家が見せた平成の欺瞞と敗北
  • ポスト・チップチューンの地平(前編):ゲーム音楽ディスクステーション第9回

    80sから90sゲーム音楽のリバイバルに端を発する「チップチューン」。ムーブメントが始まってから約20年を経た現在、いまやそのチップチューンさえもまたクラシック化の道を辿りつつあります。そうしたなかで「チップチューンの先にあるもの」を模索する動きが出てくるのは必然でありまして、現に「チップチューンそのものではないけれどその強い影響下にある」といえるような音楽が、昨今着実に増えつつあります。これを「ポスト・チップチューン」と捉え、そうした音楽ゲームの内外でいかに用いられているかを、今回から2回に分けて紹介します。 ポスト・チップチューンの黎明期 ポスト・チップチューンのアプローチそのものは実のところそこまで目新しいものではありません。古くはリバイバル最初期の90年代末から、それに類する試みはいろいろとありました。しかし目立つようになってきたのは、インディゲームにおいてさかんにチップチューン

    ポスト・チップチューンの地平(前編):ゲーム音楽ディスクステーション第9回
  • ポケモン本編シリーズでワースト、懐かしさだけが救い ── 『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』レビュー

    ああ、2006年当時にニンテンドーDSで『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』を遊んだ人ががうらやましい。「このゲームがはじめてのポケモンだった」なんて人に対しては、もはや嫉妬すら覚える。 なぜなら、2021年11月19日に発売された 『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』(以下、「ポケモンBDSP」)を楽しむには、ノスタルジアが必須だからだ。 いや、もっと正確にいうのであれば、原作を懐かしむ気持ちがなければ「ポケモンBDSP」は遊ばなくてもよいといえるだろう。なぜなら、作の長所はそれしかないからである。 グラフィックから見る「原作尊重リメイクの失敗」 前述のように、「ポケモンBDSP」は15年前に発売された『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』のリメイク作である。開発はイルカが担当しており、つまり「ポケットモンスター」編シリーズにおいて珍しく

    ポケモン本編シリーズでワースト、懐かしさだけが救い ── 『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』レビュー
    manFromTomorrow
    manFromTomorrow 2021/11/27
    “四天王のオーバ。フワライドで回避率を大幅にあげてエースポケモンに繋ぐという、友達をなくす戦い方”
  • 最先端のジャンルがゲームにも「ローファイ・ヒップホップ」特集(前編):ゲーム音楽ディスクステーション第5回

    ローファイ・ヒップホップとは? ご存じない方に説明するなら、ゆったりしたビートとほんのりジャジーなフレーズが織りなす「癒やしのインスト・ヒップホップ」といったところでしょうか。ヒップホップと言いつつも、実はその文化の中から生まれたものではなく、主な支持層はこれ系のサントラに郷愁を感じる00年代アニメ世代、あるいは「作業用BGM」として魅せられた若いYouTubeリスナーなどだったりします。ヒップホップ流との結び付きは、あくまでも気だるいビートだけで、音楽的にはむしろVaporwaveの後裔的な位置にあるといえるでしょう。霞がかったノスタルジックな音像や、ビジュアルイメージと一体化したサウンドの扱いなどには、確かにVaporwaveの影響を感じることができます。 さて、そんなローファイ・ヒップホップですが、最近これにゲーム音楽が接近しつつあります。ムーブメントとしてのローファイ・ヒップホッ

    最先端のジャンルがゲームにも「ローファイ・ヒップホップ」特集(前編):ゲーム音楽ディスクステーション第5回
    manFromTomorrow
    manFromTomorrow 2021/09/28
    Spotifyで垂れ流してる
  • 『竜とそばかすの姫』レビュー 現代における『美女と野獣』の寓話を語りましょう

    それはむかしむかしのお話です。あるところに少女を革命する物語を演出したり電脳世界でモンスターを描くことで有名になった作家がおりました。作家はその巧みな演出力により、夏を舞台とした物語で評判を呼び、国を代表する作家の後継者と呼ばれました。 やがて作家はたくさんの人が関わる大きな物語にかかわるようになります。しかし国を代表する作家を引き継ぐ等と煽られ、当の姿を覆い隠す野獣へと変貌していきました。 野獣となってから生み出した物語は、どれも表向きは豪華で明るい物語です。しかし多くの人が関わって語られることで、明らかに彼自身の音が覆い隠されてしまいました。これまで野獣を支えていた脚家もいなくなり、野獣自身が物語を書くようになってから、どんどん登場人物たちの性格や行動が破綻していくようになります。 これではいけないと思ったのでしょう。野獣は状況を変えるためか、歌の優れた美女のこと聞きつけます。彼

    『竜とそばかすの姫』レビュー 現代における『美女と野獣』の寓話を語りましょう
    manFromTomorrow
    manFromTomorrow 2021/07/21
    いつもの細田だった
  • 宮本茂の下で働いた32年間――「スターフォックス」や「F-ZERO」の今村孝矢が任天堂時代を振り返るロングインタビュー

    32年間を経て、今村孝矢さんは任天堂を退社した。「スターフォックス」、「F-ZERO」、『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』など、今となってはゲームの古典と言える傑作の数々に携わっていた今村さんの退社は、自身のツイートをきっかけに世界中のゲーマーの間で話題となった。今後は大阪国際工科専門職大学でCGアニメーションを含むデジタルコンテンツを教えつつ、フリーランスでも活動を続けると言う。 今村さんの今後の活躍について別のインタビュー記事で詳しく聞いているのでぜひチェックしてほしいが、インタビューでは任天堂時代を振り返ってもらった。 今村孝矢さん。 32年間という、筆者にはおよそ想像もできないほど長い間をどのように振り返るのかを尋ねた。今村さんはしばらく考えてから、このように答えた。 「思えば、ずっと宮さんの下で働いた32年間でしたね」と。 マリオやゼルダの生みの親として知られる宮茂さんが20

    宮本茂の下で働いた32年間――「スターフォックス」や「F-ZERO」の今村孝矢が任天堂時代を振り返るロングインタビュー
  • 制作約6年!2Dゼルダや『洞窟物語』を彷彿とさせる執念のドット絵アクションアドベンチャー『フェノトピア』を遊ぶべき100の壮大な理由

    インディーゲームには魂が込められている。2020年11月26日にNintendo Switchで配信された『フェノトピア』もまさしくそう思わせる一作で、美しいドット絵、壮大な世界に詰め込まれたたくさんの要素、レトロな「ゼルダの伝説」や『洞窟物語』を思せる部分など、いろいろな場面で制作したCapeCosmicのこだわりが感じられる。 1.起きるところからかわいい 『フェノトピア』はキュートなドット絵が大きな魅力だ。主人公の「ゲイル」が起きるところからアニメーションが丁寧で、大きな期待を持たせてくれるほどかわいらしい。 2.穏やかなパンセロ村 最初の村が印象深いゲームはよいゲーム。ゲイルが住んでいるパンセロ村はちっぽけだが、道場・畑・倉庫があったり、穏やかな人々の生活が垣間見えるほど作り込まれている。 3.いきなりアブダクション! そんな平和なパンセロ村だが、ゲイルたちが出かけている間にUFO

    制作約6年!2Dゼルダや『洞窟物語』を彷彿とさせる執念のドット絵アクションアドベンチャー『フェノトピア』を遊ぶべき100の壮大な理由
    manFromTomorrow
    manFromTomorrow 2021/01/23
    武器探すところで詰んでる…操作が独特よねコレ
  • 世界各国のIGN編集部に聞いた、2021年期待のゲーム

    今年も1年を締めくくるにあたり、世界を舞台に日を代表するゲームを称えたいと思う。14カ国のIGNに所属する20人の編集者に、2020年に発売されたお気に入りの日ゲームと、2021年にもっとも楽しみにしているゲームを挙げてもらった。世界が日ゲームをどう評価したのか覗いてみよう! 『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』続編 実際に来年発売されるかどうかわからないが、2021年が終わる前に発売される可能性は高い。大ヒットした『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』ではハイラルの隅々まで探索したし、体験したすべての冒険について友達と何時間も語り合った。『ゼルダの伝説 風のタクト』の洪水に見舞われたハイラルのように、任天堂がすでに描いた世界を別の形で提供してくれるのかどうか、非常に興味がある。今度は、地下に潜って世界の新たな場所を発見することになるのだろうか? いずれにせよ、これ

    世界各国のIGN編集部に聞いた、2021年期待のゲーム
  • 中小のゲームセンターが消えていく本当の理由―― 「マットマウス鹿島田・新川崎店」の閉店がもたらす意味

    警視庁が発表している「平成29年における風俗環境の現状と風俗関係事犯の取締り状況等について」内の「風俗営業の許可数(営業所数等)の推移」を参照すると、ゲームセンターの店舗数は平成29年現在、4381店となっている(※『UFOキャッチャー』に代表されるプライズ機や、幼児を対象としたカードゲーム機やライド機のみを設置している店舗も含まれている)。 1986年には全国に約2万6000もの店舗があったが、その数は2006年から徐々に下降。2010年に入ってからは全国各地でゲームセンターの閉店が相次ぐようになったその背景には、独自筐体でリリースされる新作タイトルの高額化と有償バージョンアップのほか、ネット接続が前提となったことで発生する毎月の通信費と、1プレイ毎にメーカーが一定額を徴収する従量課金の導入が挙げられる。これによって100円の売上から諸経費を差し引くと、店舗の利益は約50~70円に下がっ

    中小のゲームセンターが消えていく本当の理由―― 「マットマウス鹿島田・新川崎店」の閉店がもたらす意味
  • ゴールデンウィークになると思い出す「人を騙すために産まれたかのようなゲーム」、その名は『キョロちゃんランド』

    あれはゴールデンウィークのことだった。まだ幼い私はなんらかの理由で母に新しいゲームソフトを買ってもらえることになり(たぶんゴールデンウィーク中は出かけられなかったのでそれで遊べということなのだろう)、一緒にゲームショップへと行ったのだ。そしてひとつのゲームに目をつけた。 それが欲しいと母に伝えると、彼女は「当にこれでいいの?」と何度も念を押した。母は今も昔もゲームには疎く、正直なところ今の私がどんな仕事をしているのかもよくわかっていない。そのくらいゲームに関しては詳しくないというのに、このときばかりはそのゲームソフトに対して疑念を抱いていたのだ。 それにしても子供というのは……いや、昔の私は馬鹿なものだ。自分が具体的に何が欲しいのかをわかってもいないのに、何かを目にすればそれが欲しい欲しいとねだるばかり。少なくとも、この件に関しては間違いなく母が正しかった。なぜなら私が手にしたのは、ファ

    ゴールデンウィークになると思い出す「人を騙すために産まれたかのようなゲーム」、その名は『キョロちゃんランド』
  • ニンテンドーeショップはいつまで魅力を保つことができるのか?Switchについに“困った実写ゲー”が来た

    Nintendo Switchではインディーゲームがよく売れているらしい。実際のところ私もそれを肌で感じており、PCではスルーしているゲームをNintendo Switchならば遊ぶということがしばしばある。さまざまなスタイルで遊ぶことができるというのは想像以上に価値があるし、今後は『Undertale』などの有名タイトルが出ることもあって期待も高まるばかりだ。 しかし、光が当たる市場というものには影ができるもの。既にさまざまな方面から言われていることだが、Nintendo SwitchのDL版タイトルを販売するニンテンドーeショップには不安がつきまとっている。タイトル数が少ないうちは各タイトルが注目される割合は高くなるが、数が増えれば増えるほど注目されづらくなるのではないか……、と。 実際、Steamのようなプラットフォームでもゲームの数が増えすぎて好みの新作を見つけるのは容易ではなくな

    ニンテンドーeショップはいつまで魅力を保つことができるのか?Switchについに“困った実写ゲー”が来た
  • 東亜プラン名作STG「BATSUGUN」井上淳哉による幻のコミカライズが復活!

    アンビットでは「BTOOOM!」「おとぎ奉り」などの作品で知られる漫画家の井上淳哉氏のデビュー作「BATSUGUN -TRUTH STORY BATSUGUN-」を9月8日に発売する。作は1993〜1995年に「ゲーム必勝ガイド」(白夜書房)で連載された伝説的な漫画作品であり、東亜プランのアーケードシューティングゲーム「BATSUGUN」をコミカライズ化したものである。当時、東亜プランにグラフィックデザイナーと在籍した井上氏自身が執筆、連載終了後も同人誌により続きが描かれたが、未完のままとなっていた幻のデビュー作だ。 今回の刊行に際して、30ページを超える加筆を行い、ついにストーリーが完結したそうだ。既存部分に関しても大幅な修正、セリフなどの見直しを行い、完全版として刊行を予定。さらに「BATSUGUN」のオリジナル音源による録り下ろしアレンジ版音源がまとめられたCDも付録。当時の開発ス

    東亜プラン名作STG「BATSUGUN」井上淳哉による幻のコミカライズが復活!
    manFromTomorrow
    manFromTomorrow 2017/07/18
    ええ…
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