刻々と変化する人の幸福度が、類似したターゲットを見つける速度に影響することが明らかに 心の自然な変化の様子と視覚探索パフォーマンスの同時計測をスマホアプリで実現 うつ病など心の病気を未病の段階でスマホアプリで「見える化」する技術の開発につながる可能性 NICTとアストン大学は共同で、日常生活の中で刻々と変化する人の幸福度が、障害物の中のターゲットを探す速さに現れることをスマホアプリを使って実験的に明らかにしました。人は幸福度が高い時の方が低い時よりも、創造性が高く、社会性に富むことが、社会心理学の研究で広く支持されています。しかし、人が物を見たり、見つけたりするような「基本的な機能に、その時の気分が影響しているかどうか」は分かっていませんでした。 NICT脳情報通信融合研究センター(CiNet)の山岸典子主任研究員らのチームは、スマートフォンのアプリを独自に開発し、日常生活で起こる自然な幸