PCのマザーボードに搭載されたチップセットによっては、Fedora 7のインストーラやLive CDが起動中にハングアップしてしまう場合がある。(筆者の調べによると)Windows Aeroに対応したグラフィックス機能を持つ統合チップセット「AMD 690」シリーズを搭載したPCで、このような現象に遭遇する事例が多いようだ(ほかのチップセットでも同様の現象が発生する可能性もある)。 (原稿執筆時点で)はっきりとした原因は分かっていないが、HPET(High Precision Event Timer:高精度なイベントタイマ)機能に関連する問題があるようだ。つまり、BIOS上でHPETを無効(Disable)にすれば、Fedora 7のインストーラやLive CDが起動できる。 Phoenix - Award BIOSの場合、HPETの設定は[Power]-[APM Configuratio