安くてお得なインテリアショップのイケアですが、店内は何時間もかけてショールームを見て回るようなデザインになっています。レイアウト通りの道順をたどって店内を回っていると、1日がかりでイケアを探索することになりかねません。必要なものだけをサクッと買って帰りたいという人は、「出口から入る」というすばらしい逆転の発想を使いましょう。イケアの店内は、人間心理を元にデザインされています。一度イケアに入ってショールームを見始めたら、さまざまなモデルルームでソファに座ったり、棚を開けてみたりして、最終的にセルフサービスエリアから自分の欲しいものをピックアップするようになっています。これは「グルーエントランスファー」と呼ばれるコンセプトで、お客さんを迷わせて、自分の居場所が分からなくなるようにする作りです。店内レイアウトが混乱するものであればあるほど、お客さんは衝動買いをする傾向があるのです(こちらの映像は