★PC-100のマイクロコンピュータには、PC-9801Fと同じ8086-2が採用された。当初からMS-DOSマシンとして設計されたPC-100は、GWベーシックをもとにしてマウスや高解像度のカラーグラフィックスへの対応、漢字入力などの機能拡張を行ったN100-BASICも、MS-DOS上でフロッピーディスクから読み込んでくる形をとっていた。 Windowsの搭載をあきらめざるをえなくなった中で、表計算のマルチプランとともにあらたに開発して標準添付されることになった日本語ワードプロセッサは、アスキーの陰に隠れた真の開発者、ジャストシステムの社名からJS-WORDと名付けられた。加えてベーシックのゲームソフトとして、その後日本でも人気を呼ぶことになるロードランナーがバンドルされた。 PC-100に添付されたMS-DOSも新しい2.0版であり、PC-9801Fのものと同様にローマ字と仮名の双方