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ブックマーク / mess-y.com (9)

  • 白人モデルのゲイシャ写真が炎上した本当の理由〜「文化の盗用」と「ホワイト・ウォッシュ」 - wezzy|ウェジー

    ファッション雑誌『ヴォーグ』(USA版)3月号に載ったアメリカの白人スーパーモデル、カーリー・クロスの芸者風ファッションが大炎上し、カーリーが謝罪する騒ぎとなった。この件は日でもいち早く取り上げられ、各記事に「人種差別」「日をバカにしている?」などといった見出しが踊ったが、多くはアメリカの人種と文化歴史と現状を説明し切れていなかった。そのせいか日人読者からは「何がいけないのか分からない」の声が上がっている。 問題となった写真は、日の伊勢志摩で撮影されたもので、来は金髪のカーリーが黒髪のゲイシャ風ウィッグと着物風デザインのドレスを着ているというものだ。一流雑誌だけあって写真自体の質は高い。しかし近年のアメリカ文化シーンは”cultural appropriation”(文化の盗用)に厳しく、今回の写真は多くのアメリカ人の眉をひそめさせることになった。 “文化の盗用”とは端的には、

    白人モデルのゲイシャ写真が炎上した本当の理由〜「文化の盗用」と「ホワイト・ウォッシュ」 - wezzy|ウェジー
  • ドラマ『問題のあるレストラン』第一話が描いた「人間を社会的・精神的に殺すことの罪」 - messy|メッシー

    真木よう子主演のテレビドラマ『問題のあるレストラン』(フジテレビ系)が面白いです。 あらすじを簡単に説明すると、男社会で理不尽な目にあった女性たちとゲイが、主人公の田中たま子(真木よう子)を中心にしてビストロを開店し、ライバルの男性たちに勝負を挑むコメディドラマです。 ネットで感想などを調べてみると、このドラマは賛否両論大きく分かれています。 視聴者の評価が大きく分かれた原因は、第一話の男社会の理不尽あるある描写が、誇張されていたとはいえ、実際には、まだまだどこにでも現在進行形で存在する問題ばかりでコメディドラマなのに全然笑えないものだったことにあるように思います。 「採用面接の段階での男性から女性へのセクハラ発言」 「飲み会における女性社員のキャバ嬢扱い+セクハラ」 「女性部下の仕事の成果を根こそぎ男性上司が奪う」 第一話から炸裂したこれらのセクハラパワハラフルスロットルみたいな描写の極

    ドラマ『問題のあるレストラン』第一話が描いた「人間を社会的・精神的に殺すことの罪」 - messy|メッシー
    manami-minamo
    manami-minamo 2017/01/24
    ドラマ『問題のあるレストラン』第一話が描いた「人間を社会的・精神的に殺すことの罪」
  • 偏見解消後進国・日本が、『ズートピア』のジュディとニックに学べること - wezzy|ウェジー

    心理学科の学生だった頃、「自分がどんな人間か見抜かれそうで怖い」といった反応をされることが不思議であった。心理学という学問の質は「自分も知らなかったもう一人の自分を発見する」という類のものではなく、「多くの人が真実であると確信して疑わないものは実は人間の精神機能によって歪められて認知されているにすぎない」ことを立証することにあるからだ。特に人に対してもつ印象はその時の状況、置かれた立場に大きく左右されやすく、わたしたちが他者の質を見抜くということは決してたやすいことではない。 例えばアメリカの心理学者ホーナーが1968年に行った実験がある。被験者たちに対して、試験の成績で一番を取ったのが男子医学部生である物語と女子医学部生である物語のいずれかを見せ、それぞれその医学部生がどんな人物なのかを質問する。すると、男子医学部生への否定的表現を行う被験者は9%であったのに対して女子医学部生に対す

    偏見解消後進国・日本が、『ズートピア』のジュディとニックに学べること - wezzy|ウェジー
    manami-minamo
    manami-minamo 2017/01/24
    偏見解消後進国・日本が、『ズートピア』のジュディとニックに学べること
  • 「女の子」を愚弄した秋元康を<断罪>する  『glee』が私たちに教えてくれたこと - wezzy|ウェジー

    アメリカの人気テレビドラマ『glee』でひときわ印象的な場面がある。将来ブロードウェイ・スターになると公言し、glee部(合唱部)でも堂々リードボーカルをとるヒロイン・レイチェルが、純朴ハンサムジョック(体育会系)のフィンを巡って、学校一の美人でチアリーダーのクィンと争う場面だ。 クィンはレイチェルを「フィンのことは諦めなさい、あなた都会に出てスターになるんでしょ。あなたには才能があるじゃない、キャリアと男、二つを同時に得るなんてできないのよ。一つを手に入れたら片方は諦めなきゃいけないの」と説得しようとする。 このクィンを演じる女優が、HKT48の新曲『アインシュタインよりディアナ・アグロン』の中で歌われているダイアナ・アグロンである。 「アインシュタインよりディアナ・アグロン テストの点以上 瞳(め)の大きさが気になる どんなに勉強できても 愛されなきゃ意味がない スカートをひらひらとさ

    「女の子」を愚弄した秋元康を<断罪>する  『glee』が私たちに教えてくれたこと - wezzy|ウェジー
    manami-minamo
    manami-minamo 2017/01/24
    「女の子」を愚弄した秋元康を<断罪>する  『glee』が私たちに教えてくれたこと
  • 女性を殴り、腹を切り裂くドラマを「ポリコレ棒」でぶん殴らない理由『ウエストワールド』 - wezzy|ウェジー

    2017.01.23 女性を殴り、腹を切り裂くドラマを「ポリコレ棒」でぶん殴らない理由『ウエストワールド』 昨年トランプが大統領選で勝利をおさめたのを契機に「ポリコレ疲れ」という言葉が日でも口にされるようになった。排他的、差別的表現批判に反発する物言いが目立つようになり、自分の好む創作物が女性や子供、マイノリティの権利を侵害していると批判される煩わしさを「ポリコレ棒でぶん殴られる」という言葉で表現する人が現れ始めた。どうやら彼らは自分たちこそが“被害者”であると認識しているようだ。少女を性的オブジェのように扱う表現をしても、それは架空のキャラクターに対して行われるものでそもそも「被害者はいない」、果ては「実際にある現実を描いているだけだ」と彼らは主張する。そんな人たちを見ていると私は現在アメリカHBOで制作・放送され大絶賛されているドラマ『ウエストワールド』をいやおうなく連想するのだ。

    女性を殴り、腹を切り裂くドラマを「ポリコレ棒」でぶん殴らない理由『ウエストワールド』 - wezzy|ウェジー
    manami-minamo
    manami-minamo 2017/01/24
    女性を殴り、腹を切り裂くドラマを「ポリコレ棒」でぶん殴らない理由『ウエストワールド』
  • なぜレイプ被害者が何もかもを失ってまで犯人を追い詰めなくてはならないのか。『涙のあとは乾く』 - wezzy|ウェジー

    キャサリン・ジェーン・フィッシャー氏をご存知の方もいるかもしれません。彼女は2002年に、神奈川県横須賀米国海軍基地近くで米軍兵士にレイプされ、さらに日の警察や官僚機構によるセカンド・レイプを受け、そこから12年間、正義を求めて日アメリカなどと戦い続けた、日在住のオーストラリア人女性です。彼女は今年、この12年間の戦いを記録した『涙のあとは乾く』(講談社)という手記を出版しました。 彼女のを読んだ後、ぜひこの人と対談したいと出版社を通じて申し込んだのですが、彼女から返ってきた答えは「ノー」でした。 諦めきれず粘った結果、一度お会いする機会を設けていただくことができました。そして今週の火曜日に、キャサリン・ジェーン・フィッシャー氏とお話をしてきました。 彼女は申し訳なさそうに、しかしはっきりと「このインタビューをお受けすることはできません」と私と、私の編集担当に言いました。メッシー

    なぜレイプ被害者が何もかもを失ってまで犯人を追い詰めなくてはならないのか。『涙のあとは乾く』 - wezzy|ウェジー
    manami-minamo
    manami-minamo 2017/01/24
    なぜレイプ被害者が何もかもを失ってまで犯人を追い詰めなくてはならないのか。『涙のあとは乾く』
  • 集団強姦被害に遭い上京して20歳で社長と結婚した女性の“非・プリンセスストーリー”『私は絶対許さない』 - messy|メッシー

    manami-minamo
    manami-minamo 2017/01/24
    集団強姦被害に遭い上京して20歳で社長と結婚した女性の“非・プリンセスストーリー”『私は絶対許さない』
  • 性暴力を真正面から描く映画のレイプシーンには、男の「悪意」がなかった - messy|メッシー

    その映画のHPやチラシには「作品には制作過程において検討を重ねました結果、この問題に迫るため誤解を恐れずあえて過酷な描写をしたシーンがございます」とあり、メディア関係者向けに行われた試写会では、事前に「気分が悪くなった人は退室を」と伝えられ、そうなった人の相談に乗るべく精神科医が待機していたと聞きます。 映画『月光』が、先週末に公開されました。性暴力を圧倒的なリアリティでもって描き、それがいかにして被害者の尊厳、希望、生きる意味……というより「生」そのものを打ち砕くかをあぶり出す作品として、公開前から大きな話題を呼んでいました。「過酷な描写をしたシーン」とは、性暴力シーンにほかなりません。あいまいな表現で「何が行われていたか」を観る側に想像させるのでもなく、何かのメタファーでそれを伝えるでもなく、正面きってレイプシーンをスクリーンに映し出す。しかもそれは、観た人が心身のバランスを壊すほど

    性暴力を真正面から描く映画のレイプシーンには、男の「悪意」がなかった - messy|メッシー
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    manami-minamo 2017/01/24
    性暴力を真正面から描く映画のレイプシーンには、男の「悪意」がなかった
  • フィクションで描かれる「性犯罪」はどうあるべきか、どう受け取るべきか - messy|メッシー

    manami-minamo
    manami-minamo 2017/01/24
    フィクションで描かれる「性犯罪」はどうあるべきか、どう受け取るべきか
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