アップルは、マニアックなガジェットであったアップルウォッチを徐々に医療機器へと進化させ、健康改善のためのライフラインへと転換しようとしている。 9月後半からの販売開始が予定されている第4世代のアップルウォッチ・シリーズ4には、新機能として高精度の心拍センサーと転倒検出機能が搭載されている。これはアップルが長年かけて築いた戦略であり、すでにスマートフォンに備わっている機能を主に持つ腕時計型ガジェットを購入しようと消費者に思わせるものである。 2015年4月にアップルウォッチが発売されて以降、多くの消費者は購入の動機を把握できずにいた。アップルは売上台数を公表していないが、アナリスト2名による推計では、2017年の出荷台数はおよそ1,800万台だという。同じ年のiPhone販売台数は、ほぼ12倍の2億1,600万台である。 米調査会社ガートナーによると、2018年における世界のスマートフォン販
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